また、亡くなった建設労働者の故ヤン・フェドンさんを追慕する建設労組追慕祭なども予定されており、今週末のソウルでは混雑が予想される。
ソウル市などによると、17日に開催される「BTS10周年フェスタ」では、各種ライブスクリーンと舞台衣装の展示、体験ブースなどが設けられる。午後8時30分からは、BTSのデビュー10周年を記念して花火大会も開催される。
警察は今回のイベントに30万人近い人出が予想されるとし、人員整理に万全を期する計画だ。16日、汝矣島を管轄するヨンドゥンポ(永登浦)警察署は、現場を訪れ、舞台の設置状況、避難経路確保など、イベント会場の視察を行った。
また、交通規制も行われる。ソウル警察庁によると、イベント当日の午後2時から午後10時までヨイドンノ(汝矣洞路）マポデギョ(麻浦大橋)南〜63ビル前）は全面規制される。警察は、ヨイサンニュ(如意上流)IC、国際金融路などは状況に応じて規制し、カンビョンポンノ(江辺北路)とオリンピックデロ(大路)などのイベントを観覧するための不法駐停車が予想される地域では車両の取り締まりも実施する計画だ。
また、民主労総建設労組は亡くなったヤン・フェドンさんの葬儀を労働市民社会葬として5日間執り行う。ヤンさんの葬儀は、17日ソウルチョンゲ(清渓)広場ファイナンスセンター前で開かれる「汎市民追慕祭」から始まり、21日キョンギドウ(京畿道)ナミャンジュ(南楊州)市マソンモラン(馬石牡丹)公園の民族民主烈士墓地に埋葬される。先月2日にヤンさんが亡くなってから50日、ようやく葬儀が終わる。
建設労組は、労働市民社会葬の初日となる17日の午後5時、汎市民追慕祭を開催し、ソウル大学病院葬儀場まで行進して弔問を行う。先月、ソウル都心1泊2日集会に関連して警察の捜査を受けている建設労組のチャン・オクギ委員長は「40日以上謝罪を要求しているが、まだ誰も謝罪していない。労働市民社の会長としての役目を終えた後、出頭して調査に応じる」と述べた。
15日、ソウルナンデムン(南大門)警察署は、建設労組の執行部2名に22日が期限の5回目の出頭要求書を送り、2名は葬儀日程終了後、警察に出頭する予定だ。
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