米「ポッシュマーク」がAI検索機能を提供、買収したネイバーの技術生かし＝韓国報道

IT大手のネイバーは1日、同社が買収した米国のファッション専門フリマアプリ「ポッシュマーク」が、1枚の画像から商品を簡単かつ素早く検索できる「ポッシュ・レンズ」の提供を開始したと19日、発表した。

「ポッシュ・レンズ」では、衣類や履物、バッグなどのカテゴリから、ユーザーが撮影した画像と一致するか、もしくはもっとも類似した商品を探すことができる。手始めに米国のユーザーを対象に提供し、後にさまざまな市場へと拡大する予定だ。

「ポッシュ・レンズ」は、同社の技術が「ポッシュマーク」の新たなサービスと連動した初の事例となる。画像検索機能「ネイバー・スマートレンズ」にも適用されている、人工知能（AI）画像検索技術を活用した。

「ネイバー・スマートレンズ」に適用中のAI検索技術は、画像のなかにある事物を自動的に認識し、類似した画像を探す役割を果たす。これによりショッピングのほか文字の認識、ワインラベルなど多様なテーマに特化した検索が可能となり、正確な商品名が分からない場合でも画像だけでその商品を探すことができる。

一方「ポッシュマーク」は、4月にライブコマース機能「ポッシュ・ショー」を提供開始するなど、ネイバーの買収後は販売者と購入者によるつながりの強化や新サービスの導入を進めている。