HYBEの4～6月期営業益7．9%減　上半期売上高は過去最高

【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループのBTS（防弾少年団）らが所属する総合エンターテインメント企業、HYBE（ハイブ）が8日発表した4～6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比7．9%減の813億ウォン（約88億5000万円）だった。BTSのデビュー10周年イベントと野外音楽フェスティバル「Weverse　Con　Festival」開催により営業費がかさんだことが影響した。純利益は18．7%増の1174億ウォン。

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　売上高は6210億ウォンで21．2%増加した。部門別では、アルバム・公演・出演料などを合わせた「直接参加型売上」が4364億ウォンで33．9%増加した。このうち公演の売上高が85．4%増加し、売上増をけん引した。

　HYBEは、4～6月期に開催されたBTSメンバーのSUGA（シュガ）とTOMORROW　X　TOGETHER（TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー）のワールドツアー、SEVENTEEN（セブンティーン）のファンミーティングが公演の売上増加を後押ししたと説明した。

　一方、HYBEの上半期の売上高は前年同期比29．4%増の1兆316億ウォンで、半期ベースで過去最高を達成した。営業利益は1399億ウォンで6．8%増加した。純利益は8．4%増の1404億ウォン。

　HYBE所属アーティストの上半期のアルバム販売枚数は計2270万枚で、昨年1年間の販売枚数（2220万枚）を上回った。