イ・ビョンホンが、前恋人ソン・ヘギョとの破局について、初めて口を開いた。
2人が別れた事実が、各所属事務所の報道資料によって報じられた当時から、日本に留まっていた彼は、18日午後6時15分頃、仁川国際空港から入国し、別れの理由と心境を明らかにした。
黒いスーツとシャツに、しゃれたサングラスをかけたイ・ビョンホンは、頬の肉がげっそりと落ちたやつれて青白い顔で、 80人余りの報道陣を見て困惑した表情だった。
彼は「2人の交際を暖かく見守ってくれて、良い結果になるように期待してくれた皆さんに申し訳なく思う。ここにいる記者の方やたくさんの方々が、今回の結果と心境について知りたがっていると思う」と口を開いた。彼は続けて「心境は、出会いと別れを経験した人なら、誰もが皆分かること」といい、破局の辛い気持ちを間接的に現わした。
別れの理由については「男と女が出会って別れることを、ひとつふたつかいつまんで言うことはできない」そして「あえて言うなら、お互いの結婚観や理想が違った。僕としては辛い結果だったが、ソン・ヘギョの年齢を考えれば、何か大きな仕事をするべき時だ」と語った。
彼は最後までソン・ヘギョを気づかい、高く評価する姿勢を見せた。彼は「女性として立派な人で、演技者の先輩という立場から見ても、無限の可能性がある女優だと思うようになった」「別れた人への思いやりだとか、正当化するつもりからではなく、心からそういう可能性のある女優だと思う。立派な女優になるだろう」と語った。最後に彼は「まだ足りないが、今日の取材で2人の辛い時期をすべて解消して、(現在出演している)作品で充実できたらいいと思う」とつけ加えた。
空港A出口中央に立ち、5分間で自分の心境を明らかにした彼は「ソン・ヘギョに一言」という取材陣の質問には終始無言で、マネージャー9人に取り囲まれ、慌しく席を外した。空港を抜けた彼は、京畿道光州の自宅に戻り休息を取っていると報じられた。
一方、19日に予定された映画『誰にでも秘密はある』のクランクアップパーティー延期について、所属事務所側では「『試写会は映画のための席であり、イ・ビョンホンとソン・ヘギョに関心を向けられるのは、一緒に出演した女優や映画に対して失礼だ』というイ・ビョンホンの判断により、先送りになった」と伝えられている。
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