大物級トップスターであるチャン・ドンゴンソン・スンホンの動きが映画界に集まり、一時観客からそっぽを向かれていた韓国映画界に対する関心が高調されている。ソン・スンホンは、軍除隊後の復帰作をドラマから映画に変更した。韓流スターソン・スンホンが、5年ぶりに映画出演するという点で、国内だけでなく海外の観客たちにまで“韓国映画”ブームを呼び起こすものと思われる。ソン・スンホンの復帰作は『恋愛、その耐えがたい軽さ』のキム・ヘゴン監督の新作『宿命(仮題)』(制作:MKDK、エムネットメディア)で、4人の人物の友情、義理、裏切りに対するアクションノワールだ。ソン・スンホンはこの映画で、普段は優しいが極限状態になると野生を爆発させてしまう主人公を演じる。

ソン・スンホン の最新ニュースまとめ

キム・ヘゴン監督は「『宿命』は他のノワールとは異なり、感情表現が多い作品なので、ソン・スンホンの演技の幅が一段と広まるものと期待している」「『秋の童話』『夏の香り』などを通じて、穏やかなイメージが刻まれたソン・スンホンが見せる、タフで強い演技が観客たちの関心を呼び集めるはず」と見込んだ。『宿命』は5月末にクランクインし、今年の末に公開する予定だ。

これに対しチャン・ドンゴンは、世界的なスターチャン・ツィイーとともにハリウッドに進出し、ファンタジー映画『砂漠の戦士(Laundry Warrior)』に出演する。この映画は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手がけたバリー・オズボーンが制作を担当し、『七剣 セブンソード』や『墨功』などの海外合作プロジェクトを行なったことのある<ポラム映画社>のイ・ジュイク代表がプロデューサーを務める。新人イ・スンム監督がメガホンをとり、制作費は3000万ドル(280億ウォン)以上であるものと伝えられた。チャン・ドンゴンは今週中に米国に向かい、最終契約を完了させる予定だ。国内映画界が一時“大作”を世に送り出せなかった状況で、チャン・ドンゴンのハリウッド進出は、大衆の韓国映画に対する認識向上に一役買うものと思われる。

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