韓国の映画市場規模　主要10カ国で最下位

劇場売り上げとビデオ市場を合わせた2006年の韓国の映画市場規模は、主要10カ国のうち最下位だった。米国、フランス、日本、英国、インド、ドイツ、スペイン、イタリア、豪州、韓国の映画市場を比較したもので、映画振興委員会が発行する「韓国映画動向と見通し」3月号に掲載された。
　
10カ国のうち、韓国はホームビデオ市場が前年に比べ22．9%減少し最下位に、劇場売り上げは10%以上成長の9億7200万ドルで7位となり、これらを含めた映画市場全体では最下位を喫した。観客数は1億5300万人で6位にランクされた。

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2006年は『グエムル～漢江の怪物』『王の男』の2作品が観客動員1000万を超えたほか、『イカサマ師』などヒット作が多く、自国映画のシェアも63．8%を記録している。劇場料金は6．04ドルでインドに次いで安かった。