浦項スティーラース(ポハンスティーラース/慶尚北道・浦項を本拠地とするサッカークラブチーム)出身のサッカー選手ファン・ジェウォン(27)の元恋人でミスコリア出身のキム・ジュヨン(24)が25日、慶北安東(キョンブク・アンドン)のあるレストランで記者会見を開き、“堕胎スキャンダル”に関する心境を打ち明けた。

昨年、ミスコリア美に選ばれたキム・ジュヨンは、その年の5月からファン・ジェウォンと交際をはじめ、妊娠。しかしファン・ジェウォンが人工中絶を強要、その後暴力を受け流産したと伝えられた。

キム・ジュヨンはこの日、終始泣きながら会見に臨み、今年の2月5日のファン・ジェウォンからのメールを公開した。「今の状況では子どもはいらない。自信がない」という内容のこのメッセージは、中絶を勧めたという証拠であると主張した。

つづいて「このような事を暴露することで、女性がさらに辛い現実を見るということは私自身がよくわかっている」とし、「それでも、こうして立場を表明しようと決心したのは、真実を明らかにしたかったからだ」と述べた。

キム・ジュヨンは現在ファン・ジェウォンを相手に、婚姻憑藉姦淫罪(結婚を口実に関係を持つこと)、堕胎罪ないし傷害罪で警察に告訴し捜査を進行していると明らかにした。また、訴状とともに暴行、暴言による流産を立証する心理学的所見、病院診断書、そして入院記録誌なども提出した状態だという。

またキム・ジュヨンはファン・ジェウォンだけではなく、彼の母親までが中絶を強要したと衝撃的な事実を告白した。

しかし、ファン・ジェウォン側の立場は違った。ファン・ジェウォンは、「手をあげたことはない」とし「何が真実なのかは法廷で明らかにする」と話した。

このようにキム・ジュヨンとファン・ジェウォンは立場の違いを見せており、今後このスキャンダルを取り囲んだ法廷攻防が激しく展開される見込みだ。
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