MBCで視聴率1位を記録中の『イサンー正祖大王』が、現在まで15億ウォンほどの赤字を出していることが明らかとなった。『イサンー正祖大王』の15秒あたりの広告費は約1000万ウォン。現在放送中であるMBC番組の中で最も高い広告費だ。

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このような事実は、先月30日、ドラマ制作者代表たちの会議を通じて明らかとなった。<キム・ジョンハクプロダクション>は、『イサンー正祖大王』の製作で現在までに約15億ウォンの損害をこうむっているという。ドラマが成功したとしても製作会社が損害をこうむる理由として、放送会社と製作会社間の不公正な収益配分と、過度に高くなった俳優たちへのギャランティーをあげた。

『イサンー正祖大王』の演出を務めるイ・ビョンフンプロデューサーは、昨年の8月、製作関係者たちとの席で「トップスターのギャランティーが、私の演出料の4倍にもなる。『宮廷女官チャングムの誓い』を演出した時に比べて3年間のあいだにギャランティーが10倍以上になった俳優もいる」と話し出演料への負担をのぞかせた。

今年、MBCの野心作に選ばれている『エデンの東』の場合、1回あたりの製作費3億5000万ウォンのうち2億5000万ウォンが俳優のギャランティーとして支給されるという。 放送界の関係者は、ドラマ産業発展のためにこのような現状も受け止めなければいけないとしながら、同時に改善策も考えて行くと話した。
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