会見に出席した主演者=4日、東京(聯合)
会見に出席した主演者=4日、東京(聯合)
韓国俳優のペ・ヨンジュンが4日に東京で記者会見し、NHKで放映中のドラマ『太王四神記』に対する思いを語った。会場となったNHK放送センターには内外信記者300人余りが詰めかけ、その人気ぶりをうかがわせた。会見にはペ・ヨンジュンのほか共演したムン・ソリイ・ジアとプロデューサーのキム・ジョンハク氏が出席した。

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以下は一問一答。

―『太王四神記』の注目すべき点は。
ペ・ヨンジュン「『太王四神記』は、人々の真実とその人々が分かち合う愛を盛り込んだ真心の詰まったドラマ。わたしが演じたタムドクは、権力があるにもかかわらずだれとでも仲良くなれ、自由なコミュニケーションができるオープンな人物、そしてその時代が本当に必要とする指導者の姿ではなかったかと思う」

―さまざまな場所で撮影したが、印象に残った所は。
ペ・ヨンジュン「やはりメインセットがあった済州島が一番だった。美しい島で空気も良く、大変だったが楽しく撮影できた。また忠清北道・丹陽も非常に良く、リラックスできた」

―どんな気持ちで撮影に臨んだか。
ペ・ヨンジュン「タムドクは歴史的に実在する人物、偉大な人物であり、演じながら2年間に学んだことが多く、自分が成熟できる作品だったと思う」

―撮影に1年9か月以上かかったが、大変だった点は。
キム・ジョンハク「企画から数えると3年、撮影だけでも2年ほどかかった。シナリオを早く完成させ、俳優に準備期間を与える必要があるが、それができなかった点が残念だった。時間が長引くにつれ、俳優とスタッフ間の緊張感などの面で困難が生じた。最終的にアクションが多くなり、出演陣がけがを負ったことなども大変だった」

―『太王四神記』が日本で関心を呼んでいるが。
ペ・ヨンジュン「まずは、きょうこうして大勢の人が来てくれたことに感謝する。ネットユーザーや視聴者の皆さんにも感謝したい。この先はドラマが面白くなるので、楽しんで見てくれればいいと思う。今後もさらに良い姿、演技を見せられるように努力したい」

ムン・ソリ「ドラマで演じたキハの涙をたくさん愛してほしい。その代わり、次は笑いの多いドラマでみんなを十分に笑わせることを約束する」

イ・ジア「演技の経験がないわたしが大作に出演できてうれしかった。ドラマも(自分が演じた)スジニも、たくさんかわいがってくれて本当にありがたく思う」

キム・ジョンハク「歴史ドラマということで難しく受け止める人が多い。勉強までして見てくれる人には感謝する。ストーリーがこれから面白くなるので、最後まで関心を向けて見てくれればありがたい」
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