イ・スンチョル　契約なしで公演チケットを販売した業者へ被害申し立て

韓国歌手イ・スンチョルが地方公演を行った際、企画会社がイ・スンチョル側との正式な契約なしに入場券を販売し、一方的なキャンセルによって被害を被ったと主張している。

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2007年に全州（チョンジュ）公演の版権を所有していた企画会社P社は、その年の2月にイ・スンチョルの公演を主催するとしてチケットを販売したが、一方的な理由で公演を延期。これに対して購入者たちは返金を求めたが、P社は連絡を取り合わなかったため、購入者側はイ・スンチョル側へ抗議する騒動が起こった。

イ・スンチョルの関係者によるとP社は、公演をすると申請をしてきて契約金だけを支払った後、正式契約を結ばない内にチケットを販売した。しかしその後、P社の判断のみで公演を一方的に延期していた。

現在、イ・スンチョルの2008全国ツアーはエンターフレンズメディアが公演の版権を持っており、地方公演の契約権利も直接進行している。

イ・スンチョルの関係者は「エンターフレンズメディアを通して、多くの公演と公式行事の調整を要請したが、P社は連絡を断ち切っている状態だ。これによって、イ・スンチョルとファンたちは被害を被っている。正式契約によって、公式的に予定されている10月の全州公演にも多くの被害が出ている」と明らかにした。

イ・スンチョルは「理由がどうであれ、ファンには本当に申し訳なく思っており、私も心を痛めている。最善を尽くして、解決のために努力していきたい。また10月に全州へ行った際には、素敵な公演をお見せしたい」と心境を語った。
関係者も「今回のような事例の再発防止のために、その他の地方公演でも徹底した管理、事前調査と共に公演の準備を行っている」と語った。