ネコを抱きレッドカーペットを歩く上野樹里=2日、釜山(聯合)
ネコを抱きレッドカーペットを歩く上野樹里=2日、釜山(聯合)
映画『のだめカンタービレ』で韓国でも人気が高い上野樹里が、釜山国際映画祭で観客と対面した。出品作『グーグーだって猫である』に出演した上野は2日の開幕式にネコを抱いて登場、すぐに名前がポータルサイトの検索ワード上位圏に入るなど、その人気ぶりをうかがわせた。
釜山・海雲台の映画館で3日に行われた『グーグーだって猫である』上映会後の「観客との対話」には、観客や取材陣300人余りが訪れ、会場は立すいの余地もないほどだった。上野は開幕式と同じくネコを抱き、黒いワンピースに同色のストッキングと控えめな出で立ちで姿を現わした。ファンらの歓声を受けながら、「アンニョンハセヨ(こんにちは)」と韓国語であいさつした後、「こんなにたくさんの人が来てくれて本当にうれしい」と喜びを表した。

韓国については、「カルビやプルコギがとても好き。韓国は人の『パワー』が強く感じられていい。開幕式でも大勢の人が映画に愛情を示すのを見てすごいと思った」と話した。

落ち着いた女性もはつらつとした女性も演じてきた上野だが、どちらが実際の姿に近いかとの質問には、「普段は落ち着いている方だが、友達に会って気分がいいときは活動的になることもある。演技が実際のわたしの姿のさまざまな面でそれぞれのキャラクターを作り出すだけに、どちらも自分に近いと言える」と語った。

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