特有の中低音が魅力の日本の女性歌手・中島美嘉は、『雪の華』で韓国内でも広く知られている。パク・ヒョシンがカバーした同曲は韓国ドラマ『ごめん、愛してる』の挿入歌となり、多くの人に愛された。同曲が収録された中島の2ndアルバム『LOVE』は韓国でも5万枚を、ベストアルバムは3万枚を売り上げた。国内ポップス市場不況のなかでも、J-POPのトップ歌手としての座を固めている。
 
最近国内リリースしたニューアルバムも、静かな反響を呼んででいる。所属レコード会社のソニーミュージックは「中島のアルバムはじっくり長期間売れる傾向がある。今回も2万枚はいくと予想している」と語る。

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先ごろ聯合ニュースとの電子メールインタビューに応じた中島は、この新作について「基本的にはバラードが好きだが、今回はロック、ハウスなどアップテンポのさまざまな曲を入れた」と説明した。タイトルは『VOICE』。特に理由なく手首に入れたタトゥーの文字“Trust Your Voice”を見たプロデューサーが喜び、タイトルに推薦したのだという。

アルバムにはドラマ『流星の絆』の挿入歌『ORION』も収録されている。中島本人も「これまでにないコミカルな役」で出演した。今後も良い作品があれば、役者としていろいろな挑戦をしていきたいと語った。

環境問題をはじめ米ニューオーリンズのハリケーン被害など、社会問題にも深い関心を寄せてきた。1人1人が環境問題を意識することが重要だという彼女は、「普段の行動も必要」だと、常に“マイカップ”“マイ箸(はし)”を持ち歩く。

中島は鹿児島県出身、数々のオーディションに落ちながらも、歌手の夢を育ててきた。2001年にドラマ『傷だらけのラブソング』のヒロインに3000倍の競争率を突破し抜てきされ、主題歌も歌い、歌手と女優としてデビューした。成功の秘訣を尋ねると「決してあきらめるな」「自分の夢と直感を信じて努力すること」というメッセージをくれた。
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