FTIsland
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2月10日午後7時より東京・品川ステラボールにて、韓国の人気アイドルバンド<FTIsland>のファンクラブイベント<FTIsland Mini Live & Fanmeeting 2009-The One->が開催された。先日グループからの脱退を発表したウォンビンにとっては、最後のステージとなり、メンバーが登場するや会場に集まったFC<Primadonna>会員からは“ウォンビンコール”が飛び交った。

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2部形式で行われた今回のイベント前半はミニライブ。ヒット曲『FTIsland』、『Primadonna』、『You’ll Be In My Heart』、そして『ミライジテンシャ』、『soyogi』、『Live Like a Musical』、『Friendship』を日本語で披露、ドラマ撮影で来日できなかったドラムのミンファンは映像でライブに参加するかたちとなった。

ミンファンのメッセージ映像ではじまった第2部では、ジェジンがMCを務め4人が日本語でトークを展開、たどたどしい会話ながらも笑いを交えた可愛らしい一面を見せた。メンバーのホンギ、ウォンビン、ジョンフンが今年高校卒業を迎え、ホンギは「久しぶりに登校したら卒業式だった」と忙しく過ごしてきた歌手活動を思い返した。また、同じく今年3月に高校を卒業する日本のファンの名前を読み上げ、メンバーから「おめでとう」という言葉が送られた。

次に行われたのはプレゼントコーナー。ウォンビンは香水、ホンギはベルト、リーダーのジョンフンはマスク、ミンファンはサイン入りドラムスティック、ジェジンはマフラーを抽選で選ばれたファンに手渡した。

そして今回のメインステージ。韓国でもメンバーからのコメント発表がされていなかったウォンビン脱退を公表。「このような機会を作ってくださった事務所やファンに感謝したい。新生<FTIsland>として頑張るとともに、ウォンビンのこともよろしくお願いします」とジェジンがメッセージを伝えた。

その後、一時メンバーは退場し、ウォンビン中心の<FTIsland>軌跡映像が流された。さらには、ファンからウォンビンへ送るメッセージ映像も上映され、会場には涙を流すファンが多く見られた。

そしてウォンビン1人のステージがスタート。『A Song For You』と『出迎え』を披露したウォンビンは顔が上げられないほど号泣し、何度もファンへ「すみません」と謝罪した。それは、泣いて歌えないからではなく、脱退することでファンを裏切ってしまうのではという思いからだった。

長い間話し合って結論を出したというウォンビンは、韓国で噂となっていたメンバー同士の不仲説やいじめ説を強く否定した。また、メンバーへ「4年間本当に楽しかった。離れることになってから皆を思うようになった。いつも<FTIsland>を応援しているよ」と感謝の気持ちを伝え、ファンへ向けても「皆も本当にありがとう。いつか会えるときまで頑張ります」と再出発を誓い泣き崩れた。

そこへ他メンバーが再登場し、全員で『The One』を歌うも、皆うつむいたまま声が出ないほど涙で溢れていた。最後は4人で手をつないで挨拶をし、ウォンビンは「またね、またね」と言いながらステージを後にした。会場からは「ウォンビン」の名が鳴り止むことはなかった。

イベント終了後には握手会が行われ、ウォンビンは<FTIsland>として最後となるファンとの交流を行った。
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