イ・ミンホ=(聯合ニュース)
イ・ミンホ=(聯合ニュース)
「このドラマでだいぶやせました。おかげで顔が小さくなったと言われます(笑)」――。

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 その言葉通り、22日に仁川の乙旺里海水浴場で会った、『花より男子~Boys Over Flowers』の”ク・ジュンピョ”ことイ・ミンホの顔はすっきりしていた。ドラマ序盤はボリュームたっぷりのパーマと相まり「顔が大きい」という声も聞かれたが、20話に差し掛かるまでに、いわゆる「カメラマッサージ」の効果が表れたようだ。

 この日は仁川市の舞衣島、永宗島、乙旺里海水浴場で、ジュンピョとクム・ジャンディ(ク・ヘソン)の別れのシーンが撮影された。31日に最終回を迎える同ドラマは、まだエンディングが分からない状態。これまでの脚本では、ジャンディがジュンピョとの別れを決意し、去る前に一緒に旅行に出かけるという筋書きになっている。

 勝手気ままな性格の財閥2世、ク・ジュンピョを演じるイ・ミンホは「ドラマが最終回を目前にしているという実感がない」と率直な心境を明かした。まだ喪失感などはないが、ドラマが終われば何かを感じるのでは、と話す。

 30%を超える視聴率をマークした『花より男子』が挙げた最大の収穫は、おそらくイ・ミンホだっただろう。デビュー以来、5作品に出演したが注目を集められなかった彼は、6作品目の『花より男子』でブレークした。ク・ジュンピョ役を射止めるため、半年にわたり制作陣に働きかけねばならなかったが、ドラマスタートから2か月で、10件もの広告モデル契約を結んだ。「ドラマを通じてあまりにもたくさんの人気を得ました。演技の瞬発力、主人公としてドラマをリードするパワーのようなものも身についたと思います。何よりも、とても幸せです。共演者たちととても親しくなれました」。

 演じるク・ジュンピョについては「ジャンディへの気持ちが固く、本来は悩んだり葛藤(かっとう)に陥るキャラクターではなかったが、回を追うごとに感情のディテールが強まったよう」と分析する。

 財閥2世だけに、撮影中は常に最高級の服を着て、豪華な食事をした。「目が高くなってしまって大変です。現実に戻らねばならない日が心配」と笑う。ク・ジュンピョ人気で、そのゴージャスなパーマも最近は男性に人気だ。江南エリアの美容室では、店先に「ク・ジュンピョのヘアスタイルにします」と書かれていることも多いという。

 186センチメートル、70キログラムだった彼は、ドラマの撮影で5キログラムやせた。ドラマが終わったらまずは一日中寝て、それから次を考えたいという。
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