ソウル市内のホテルで31日に会ったパク・ヨンハは、役柄について「荒々しいところがいいですね。演じる立場としては、さほど演出しなくてもいいので気が楽です」と語った。恋愛ドラマや純粋な役を演じるときには純真なふり、いい人のふりをしようと努力しなければならないが、今回の役は、もともと自分がふるまうようにしていればいいので演じやすいという。実際のパク・ヨンハは、言葉使いはやや荒いほう、あれこれ考えるのも苦手で、シンと似ているのだとか。
パク・ヨンハ の最新ニュースまとめ
しばらくは充電が続いたが、昨年SBSドラマ『オンエア』で復帰し、映画『作戦』、そして今回のドラマと、休まず作品に出演している。「あんまり続けて出すぎかなと悩みもしましたが“バッタも盛りは一時”と言われるように、気に入る作品があるときにやっておかなければと思って」と笑う。
日本ではソフトなイメージで人気を集めてきたパク・ヨンハの今回の“変身”に、一部では懸念の声も上がっている。しかし、本人は「変身は怖くない」という。「歳を取れば次第に自分の望むことができる機会は減っていくはずで、日本は市場こそ大きいけれど、1つのイメージだけにこだわっていてはだめだと思っています。今の年齢で自分にできることをやろうということ。人の目を気にするのは嫌だなと」
『男の物語』は、獄中で会った人物たちとチームを組み、株式取り引きを通じ世の中に復讐するストーリー。映画『作戦』に続き、株式や金がからむ作品に出演したのは「まったくの偶然」と笑うが、実際に財テクなどはしているかと尋ねると、株はやらないがファンドはやっているとの答え。「結婚もしなくちゃならないし、家を買うとか、増やすとかに興味がいきます」
最近は仕事欲が旺盛だというパク・ヨンハ。考えることは、絶えず仕事をしていたい、今後もずっと役者生活を続けられたらということばかりだというが、「個人としては、いい家庭を築くことが目標」だ。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0