日本ファンはもちろん、韓国からも多くのファンが詰め掛けフィソンのトレードカラーである赤いTシャツに身を包んだ熱狂的ファンも数多く見受けられた。
フィソン の最新ニュースまとめ
ステージ中央の高い位置から観客席を見下ろすように華々しく登場したフィソンは、自身を歌謡界トップへ押し上げた曲でもある『だめですか』をライブの1曲目に選曲。フィソンの歴史を語るかのように、静かにそして熱く歌い上げた。ラッパーを向かえての『I’m missing you』では、客席へ「もっともっと」と歓声を煽ると、2曲目にして早くも会場は総立ち状態に。その後も『伝えられない話』、『不治の病』、『また会う日』、『Insomnia』、『with me』などヒット曲を次々と歌い上げた。
特に7曲目の『空を歩いて』では、曲の途中で黒いマントを被せられたフィソンが舞台中央から突然姿を消すと、数秒後に客席から出現。ファンのために準備したというマジックを披露し、満足げな表情を見せると「客席からステージへ戻るときに首や髪の毛を引っ張られた。短い時間だったが、僕に触れる貴重な時間だったでしょ?」とちゃめっ気たっぷりなコメントで会場は温かな笑いに包まれた。
また、ドラマ撮影を終え韓国から駆けつけた俳優ユ・テウンがステージへ上がり「私自身もフィソンの大ファン。コンサートが見たくて日本へやって来たが、10年ぶりに訪れた日本はやはり街がきれいで安心して過ごすことができる。来週からミュージカルが始まるので、ぜひ応援してほしい」とアピールすると、予期せぬスペシャルゲストの登場に会場はさらなる熱気に包まれた。
15分の休憩を挟み、再び登場したフィソンはイ・ヒョリとのミュージックビデオ共演で話題となった『星が落ちる』をバンド演奏のもとで熱唱。「バンドに合わせて歌うのは新鮮。リハーサルからテンションが上がりっぱなしだ」と答えると、中島美嘉のヒット曲『桜色舞うころ』を日本語で披露するなど、様々なジャンルをパーフェクトにこなし、まさに真のエンターテイナーであることを証明した。
ライブも終盤に差し掛かり、今後の展望を聞かれたフィソンは「もうすぐ30歳を迎えるが、まだまだ見せたいものがたくさんある。次回は今日よりもっと大きなステージに立ち、世界のフィソンを目指す」と力強く答えると、会場からは惜しみない拍手が贈られた。
アンコールステージもたっぷと3曲披露し「次は何倍もすばらしいステージでみなさんへお返しする」と約束したフィソンは、たくさんの声援をひとつひとつ噛みしめるようにステージを後にした。
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