“熊本発韓流スター”歌手パク・スファンに注目集まる

魅力的な甘い声を持つ新人歌手パク・スファンが、日本で口コミに乗り人気を呼びつつある。
　
韓国歌手パク・スファンは、若手演技者らを対象とした授賞式＜2009コリアジュニアスターアワーズ＞で新人賞を受賞し、次世代韓流スターとして注目を集めた。ミニアルバム『愛しているじゃないか』で正式デビューする予定だが、すでに日本で昨年6月、熊本県合志市の市民を中心とする日本ファンクラブが結成されている。
　
民間レベルの国際交流として始まった日本ファンクラブは、県内のレジャー施設・ユーパレス弁天にPRスペース＜パク・スファンの部屋＞を設け、会員に交流の場を提供している。また、百済の歴史・文化の勉強会を毎月開くなど、韓流を機に韓国への理解を深める動きが出ている。
　
パク・スファンは昨年10月に初めて熊本市を訪れ、日本のファンが準備した誕生日パーティーに出席した。4月には約500人のファンが集まる中でショーケースを兼ねたミニライブを開き、デビュー曲などを熱唱した。地元の放送局やメディアは、東京や大阪でなく熊本を通じデビューする韓国新人歌手をこぞって取り上げ、パク・スファンも朝の情報番組に出演するなど、積極的なプロモーションを行っている。
　
来月4日には、ロマネスクリゾート菊南で初のディナーショー・コンサートを開く。歌手のイ・ジフンと俳優のチュ・ミンジュンも友情出演し、新たなスタートを祝う予定だ。