パク・ヨンハ の最新ニュースまとめ
俳優リュ・シウォンの所属事務所理事を務める男性が30日、聯合ニュースの取材に対し、29日午後8時ごろパク・ヨンハと会い1時間ほど話したと明らかにした。男性はパクさんと10年以上の付き合いだったといい、「情が深く、突然電話をかけてきて『会いたい』と言ってくれる友人だった」と語った。
この日パク・ヨンハは、ソウル市内の作曲家事務所を訪れていた。同じビルにリュ・シウォンの事務所が入居しており、2人は駐車場で顔を合わせた。パク・ヨンハが少し話ができるかと声をかけ、男性は長い話をしたがっている印象を受けたという。悲報を聞き振り返ってみれば、普段とは違う雰囲気だったと伝えた。
日ごろは自分の悩みを打ち明けてくるパク・ヨンハだが、このときは周囲の人々のことを心配しており、まるで兄ように男性のことも心配し幸せに暮らすようにと言うので、男性は「お前も大人になったのか」と冗談めかして返した。帰宅後、妻に「ヨンハがきょう少し変だった」と伝えたほどだったという。
1時間ほどの会話のなかで、パク・ヨンハは演技に対する意志、立ち上げた事務所の経営に対する思いなども語った。「人生ではいろいろなことを経験するが、よそ見をせず演技に集中し、長く俳優とし生きていきたい。運営している事務所も少し苦労はあるが、頑張れば何とかなる」「人の気持ちが理解できるようになった。同い歳の芸能人仲間が悩みを打ち明けると、自分は話を聞くほうになる」などと話したという。男性は「ヨンハは当時、衝動的な考えと前向きな思いの間で悩んでいたのではないか」と振り返る。
また、胃がんで闘病中の父親には、最期まで幸せでいてほしいと、詳しい病状を伝えていないようだったという。「父親が苦しんでいるのを見るのがつらい」「父親の闘病に慣れていく自分は悪いやつだろうか」などと、つらい心情を吐露したという。
男性は「ヨンハは親孝行で心優しく、自ら命を絶つようなやるではなかったので、なおさら信じられない」と、年若い友人の早すぎる死を悲しんだ。
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