斎藤工
斎藤工
去る7月17日(土)シネマート新宿にて、7月10日より(8月27日まで)好評開催中の大ヒット韓国ドラマ『宮~Love in Palace』の劇場版3部作などを上映している<宮祭り>の開催を記念し、トークイベントが行われた。

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<宮祭り>では、『宮~Love in Palace THE MOVIE』の他に、『宮』キャスト関連作品も上映しており、その中の1作『カフェ・ソウル』で、『宮』でイ・ユル役を演じたJohn-Hoon(ジョンフン)と共演した、人気俳優の斎藤工が登壇した。韓国の皇太子の衣装を着て登場し、会場を埋め尽くしたファンから歓声が沸き起こった。

以下は<宮祭り>開催記念トークイベントのようす。

■登壇者:斎藤工
(『カフェ・ソウル』『新宿インシデント』NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」)
■MC:田代親世
(アジア(韓国)エンターテインメント ナビゲーター/ライター)

来週からNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」への出演も決まっている斎藤工が客席後ろから登場。まずは”アニョハセヨー”と挨拶した。

MC:実際にチュ・ジフンが着ていた衣装を着てみていかがですか。
斎藤工:本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです(笑)。皆さん、すみません。背伸びしていますね(笑)。チュ・ジフンと体型が近いようで、サイズも丁度良く、着心地もよろしゅうございます。

MC:口調まで殿下のようになっていますね(笑)。
斎藤工:うむ(会場笑)。

MC:『宮~Love in Palace』を見た感想を教えて下さい。
斎藤工:ドラマ版『宮』と、今回の劇場版『宮』の両方を見たのですが、やっぱり面白いですね!女性はきっと、2人の王子に釘付けでしょうが、男性から見ると、タイプの違う2人の女性を見られるので、色々な楽しみがあるなと思いました。きっと皆さんの旦那さんや、彼氏が見ても楽しめる作品だと思います。
また、4人それぞれの思いが繊細に描かれているのが、凄く魅力的だとも思いました。僕は、チェギョン(ユン・ウネ)かヒョリン(ソン・ジヒョ)かでいうと、学生生活にいそうな親近感があるので、チェギョン派ですね。
ただ、僕の目線は、チェギョンの弟目線でした(笑)。僕も実際に姉がいるので共感できましたし、もし、姉が韓国の皇室に嫁いだら、ものすごく興奮すると思いますし、すごく大きなインチのテレビを買うかもしれません(会場笑)。

※ここから斎藤工が、客席のお客さんからの質問に答えた。
Q:『宮』でシン役かユル役を演じるとしたら、どちらの役がいいですか。
斎藤工:クラスメイトで、「よっ」などと、合いの手を入れる役を演じたいです(笑)。でも、既に衣装のサイズがピッタリなので、シン君ですかね(会場拍手)。

Q:今後また日韓作品に出る予定はありますか。
斎藤工:予定はないですが、是非、出たいと思います。『カフェ・ソウル』で、国をまたいで、スタッフが一丸となって作品を作る、という素晴らしい経験をしたので、また一緒に仕事をしたいなと思っています。皆さん、声援をお願い致します(笑)。

Q:もし、斎藤さんがチュ・ジフンとJohn-Hoonを使って映画を撮るならどうしますか。
斎藤工:それは贅沢ですね。『宮』では、高貴な役だったので、もし僕が監督をするなら、最初から顔に傷があるようなハードボイルドな作品を撮りたいですね。もしくは日本の和装を着てもらって、「バカボンド」をやったら、きっと似合うと思うんですよね。彼らなら日本人の役を出来ると思います。

MC:最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
斎藤工:韓国の俳優さんは、見た目も中身も”実”のある素敵な人が多いと思います。『カフェ・ソウル』で共演したJohn-Hoonもその中の1人です。兵役制度の違いなど、韓国との文化の違いがありますが、彼と共演したことで、まるで自分の身内が徴兵されたように思うようになりました。
チュ・ジフンとJohn-Hoonも今は兵役中ですが、表現者は実体験からいいものが生まれると思いますし、またスケールアップして戻って来てくれると思っています。
また、僕も彼らが兵役についている2年間を無駄にしないようにしようと意識が変わり、自分に厳しくできるようになりました。そうしたら、大きな作品でも声をかけてもらえるようになったので、それは良かったなと思っています。そして、またJohn-Hoonと再会できるのを楽しみにしています。


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