2AM の最新ニュースまとめ
現在、韓国はもちろんアジア各国で注目を集めている<2AM>の日本初ステージということもあり、会場外では多くのK-POPファンが列をつくって、開演のときを待っていた。
まず、オープニングのステージを飾ったのは、5人組アイドルグループの<大国男児>。『憧憬少年』『まぶしい世界』『ふらふら』などを披露し、会場からは歓声が沸き起こる。すると、それに応えるように「勉強中」だという日本語を駆使して「気分がいい」「胸がいっぱい」などと、思い思いに気持ちを表現するメンバー。最近覚えた日本語として「さつまいも」(カラム)、「どんより」(ミカ)などが紹介され、会場からは笑いが起こる場面もあった。また、カラムはYUIの『Good-bye days』をアカペラで披露、これに続けとばかりにメンバー全員でアカペラを披露するなど、個性溢れる<大国男児>の魅力を十分に発揮するステージとなった。
続いて登場したのは、6月にデビューしたばかりのガールズグループ<Sistar>。「姉妹のように親近感を感じるグループ」、「スター性のあるグループ」という2つの意味が込められている<Sistar>は、ヒット曲『Push Push』をはじめ『Super Star』『Shady Girl』など、アンコール曲を含め全5曲を熱唱。特に、キュートなダンスが印象的な『Push Push』では、会場の視線が4人の動きに集中。合間のトークコーナーではMCの「ダンスを教えてほしい」という一言に、会場の総立ちとなって“ダンス練習”が行われた。「日本ファンの声援や拍手が本当にうれしい」と語っていたメンバーが、満面の笑みで振り付けを教える姿が印象的だった。
また<Sistar>のリーダー、ヒョリンはデビュー前からその歌声が動画サイトで話題となっていたが、今回は『Stand up for love』で美声を披露。領域が広く、力強い歌声に会場からは驚きと歓声があがっていた。
「昨日は緊張して眠れなかった」と話した<Sistar>の4人だったが、新人とは思えない貫禄のステージで、日本ファンへ強烈な印象を残したことだろう。
そして、いよいよ公演もラストステージへ。“話題の大型新人グループ”として、2008年のデビュー当時から注目を集めていた男性4人組<2AM>が、遂に日本でそのベールを脱いだ。
デビュー曲『この歌』で4人が登場すると、会場からは悲鳴にも似た歓声があがり、会場のボルテージは最高潮に。続けて『友達の告白』『バカみたいに』とヒット曲を披露した<2AM>は、会場の盛り上がりに感動を隠せないようすだった。「日本のことが大好きです」と話したリーダーのチョ・グォンが、“ひらがな”で書かれたカンニングペーパーを握り締め「本当はコメントも暗記したかったけど、緊張してしまい無理だった…」と残念そうに語ると、メンバーたちも「日本語で伝えられないのが、もどかしい」と話し、次回まで日本語の猛特訓を誓った。
また、チョ・グォンが韓国のバラエティー番組で披露し話題となった“即席ダンス”を披露。チャンミンは「日本ファンがショックを受けてしまうかも…」と心配を口にしたが、会場からは笑いと大歓声が起こり「グォンの芸は世界共通」とメンバーも爆笑する一幕もあった。
和やかなムードで、観客と談笑するようにトークコーナーを終えた<2AM>は、切ない歌詞で話題を集めた『死んでも離さない』『悪かった』を熱唱。「意味深いステージに立つことができてうれしい。またぜひ日本で歌いたい」と心境を語ると、会場から沸き起こった「アンコール」の声に「(アンコール曲を)歌わないわけにはいかない」と笑顔で答え、最後に『Number One』でステージを締めくくった。
それでも鳴り止まない「アンコール」の声…。<2AM>の来日を待ち望んでいた日本ファンの気持ちは、4人のメンバーもしっかりと受け止めたことだろう。
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