キム・ヒョンジュン(SS501) の最新ニュースまとめ
同ドラマのインターネット版は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で高いアクセスを記録。広州アジア大会の開幕式に、中華圏以外の歌手として唯一参加し、主題歌を歌った。ある化粧品メーカーと2年間、17億ウォン(約1億2600万円)という破格の条件でモデル契約を結んだ。さらにドラマはキム・ヒョンジュン人気で11カ国・地域に輸出され、40億ウォンの販売高を記録した。
先ごろ聯合ニュースのインタビューに応じたキム・ヒョンジュンは、歌手復帰の計画を明らかにした。近く、ソロアルバムをアジア全域で同時発売するという。「世界中のファンの前で無料のコンサートを開くのが夢」だと熱く語った。
『イタズラなKiss』の視聴率については、「最初からさほど気にしていなかった」と話した。以前より演技がうまくなったとファンが評価してくれたことに満足しているという。
「絶対に出演したい作品だったし、ベストを尽くしたので視聴率にはこだわっていませんでした。(演技が)『うまい』とは言われなかったけど、『よくなった』と認められた。演技について分かってきたような気がするし、次の作品では、もっと発展できるはずだと思っています」。
役者は「もとと持っていなかった夢」だというキム・ヒョンジュンだが、自分ではない人間の人生を生きてみることの面白さにはまった。『イタズラなKiss』では、IQ200の超天才で美形のスンジョを演じた。
「芝居が楽しいですね。本当の僕なら、あんな鳥肌ものの行動はできません。スンジョのような人間が現実にいたら、本当にいやなやつでしょう。ドラマの中ではそんなやつにもなってみることができるんだから、楽しいです」。
脚本を渡されるのがぎりぎりなことが多く、撮影5分前に受け取ったこともあるという。暗記力が急激に向上したキム・ヒョンジュン。そうした状況で天才役を演じていたら、自分も天才になっていっている気がしたと笑う。短時間でせりふを暗記し、キャラクターの心理を把握し、ジェスチャーも計算しなければならず、芝居のセンスがよくなったように思うと話した。
『イタズラなKiss』出演前、俳優ペ・ヨンジュンが所属する事務所に移籍した。先輩・後輩の間柄になり、外見が似ていることもあり、”リトル ペ・ヨンジュン”というあだ名が付いた。あくまで、”リトル ペ・ヨンジュン”であり、ペ・ヨンジュンだと言われるのではないのだから、そう呼ばれることはいやではないと話す。プレッシャーも感じるが、キム・ヒョンジュンと呼ばれるまで努力するつもりだと、頼もしい。
ペ・ヨンジュンは「よきアドバイザーで頼もしい先輩」、多くのことを学んでいるという。『イタズラなKiss』の初回放送後には、「視聴率にこだわらないで」と携帯電話にメッセージを送ってくれたり、ボランティアをすることは恥ずかしいことではないと、収益金を社会に寄付することの重要性も教わった。
役者としては、今後、映画に挑戦してみたいというキム・ヒョンジュン。この次はより「自分らしい役」を演じてみたいとも話した。
「お金持ちの息子を演じることが多いけれど、僕は平凡な家で育ちました。普通の家庭での小さな話を演じてみたい。メロドラマにも挑戦してみたいですね」。
キム・ヒョンジュンがリーダーを務める歌手グループ<SS501>のメンバーらは現在、それぞれ別の事務所に所属し、別々に活動している。このためグループ解散説も流れている。
しかし、キム・ヒョンジュンは「絶対に解散ではない」と強く否定した。「僕は違うと思っているし、メンバーたちも違うと思っています。なぜ僕たちの話を信じてくれないのか理解できません」と嘆く。それぞれソロで活動し、大きく成長してから再び集まれば、もっと大きな人気が得られるというのが、メンバーらの考えだと説明した。まだ決定してはいないが、1~2年後にアルバムを出そうという考えも出ていると伝えた。
ドラマやコマーシャル出演、海外活動、ソロアルバム準備など多忙なスケジュールに終われている。忙しすぎるのではと尋ねると、「余裕があっては、目指している夢をかなえることはできない」との答えが。俳優として映画祭などで主演賞を受賞すること、歌手としてアジアとワールドツアーを開催することなど、「夢を全部かなえてから軍隊にいきたい」と抱負を語った。
また、『イタズラなKiss』で、ファンが団結して応援してくれたことがとてもうれしかったといい、「ファンは僕にとって家族みたいなもの。ファンからもらったもの以上のお返しがしたい」と話した。良い芝居を見てもらい、歌を聞いてもらいながら、ファンと一緒に年を取っていきたいとと、ファンへの格別な思いも打ち明けた。
最後に、1年、5年、10年後の自分はどうなっているかと尋ねてみた。
「1年後は、アジアツアーが目標です。5年くらい後には世界のファンを集めて無料コンサートをしたい。10年後には、きっと結婚しているんじゃないかな。今は恋愛する時間も余裕もないので。5年後のコンサートの夢がかなったら、きっと心が楽になって恋愛を楽しむことができそうです(笑)」。
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