記者懇談会に出席したチャン・ドンゴン(左)とケイト・ボスワース=22日、ソウル(聯合ニュース)
記者懇談会に出席したチャン・ドンゴン(左)とケイト・ボスワース=22日、ソウル(聯合ニュース)
ハリウッド映画『ウォリアーズ・ウェイ』のマスコミ試写会が22日にソウルで開かれ、主演のチャン・ドンゴンやケイト・ボスワースらが出席した。

チャン・ドンゴン の最新ニュースまとめ

 プロモのため21日に来韓したケイト・ボスワースは記者懇談会で、チャン・ドンゴンについて、「シーンごとに力を合わせようとする姿勢に魅了されました。彼から相手に配慮し、がまんすることを学びました。また、共演したい」と手放しでほめた。

 また、欧米の俳優は演技に感情が入りすぎる傾向があるが、チャン・ドンゴンは非常に抑え目な演技を見せ、「すべての感情を消化しており、嫉妬(しっと)心が芽生えるほどだった」と賞賛した。「世界のどんな女性が見ても、チャン・ドンゴンはハンサム。パートナーとして、とても協力的だった」と言葉を添えた。

 同作は、『ロード・オブ・ザ・リング』『マトリックス』などを手がけたハリウッドのプロデューサー、バリー・オズボーン氏が制作した。制作費だけで5200万ドル(約42億円)が投じられた大作だ。

 圧倒的な強さを誇る戦士(チャン・ドンゴン)は人を殺すことに疑問を感じ、身分を隠し、西部のある村に隠れ住む。家族を皆殺しにされ復讐(ふくしゅう)を望むリン(ケイト・ボスワース)、酔いどれのカウボーイ、ロン(ジェフリー・ラッシュ)の面倒をみながら、平凡に暮していた。だが、リンの家族を殺害した残忍な悪党(ダニー・ヒューストン)が村を脅かし、戦士は再び剣を取る。

 ケイト・ボスワースは、「シナリオが新鮮だった。寓話(ぐうわ)的な要素がある上に、さまざまな文化とジャンルがマッチした魅力的な作品だっため、出演を決めた」と説明。強じんながらも詩的で特異な要素があまねく盛り込まれた映画だと紹介した。

 一方、チャン・ドンゴンは、ニュージーランドなどで撮影に臨んだこの映画は「新たな課題」だったと振り返った。『ロスト・メモリーズ』(2002年)や『PROMISE~無極』(2006年)に出演し日本や中国で撮影したときは、自分を知っているスタッフと仕事をしたが、今回は現場スタッフに自分の存在を証明せねばならなかったことが最大のチャレンジだったと明かした。

 ケイト・ボスワースに対しては、「ハリウッドスターは高慢で気難しいという偏見がありますが、ケイトはまったくそういう人ではなかった。謙そんの美徳がわかる女優です」と評価した。

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