少女時代 の最新ニュースまとめ
韓国では<少女時代>のテヨンがパーソナリティを務めるラジオ番組『テヨンと仲間たち』のテーマソングを担当し一躍注目が集まった。エレクトロニック・クラブを活動拠点としてきた<Tensi Love>だが、配信チャート<Bugs>のインディーズチャートで8週連続1位になるなど、人気急上昇中の男女ユニットだ。
アルバム『Cake House』は韓国で発表されたミニアルバムの代表曲を新たにミックスしたベストアルバム的な内容となっており、韓国での人気に火が付いた楽曲『Cake House』の日本語バージョンも収録されている。
先日来日し、インストアイベントなどのプロモーション活動を行った<Tensi Love>の2人にインタビューを実施した。以下はインタビューでの質疑応答。
<b>-<Tensi Love>を結成したきっかけを教えてください。</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:もともとCM音楽やアニメ音楽などの制作をしていました。ずっとユニットで活動してみたいという思いがあり、ボーカルを探していたところ、ジフさんと出会いました。
<b>ゴ・ジフ</b>:あるプロダクションで練習生として過ごしていました。CM曲のボーカルを探しているところに参加することになり、わたしの音色・声を気に入ってくださったんです。わたしもファンさんの楽曲に独特な印象を受け、レコーディングも良い感触でした。その後、グループを形成しないかというオファーをいただき、現在に至ります。
<b>-日本デビュー曲『Cake House』はジフさんが作詞をされていますが、歌詞はどんなときに思い浮かぶのですか。</b>
わたしの場合は、曲を数百回聴いて、その曲の雰囲気に合ったイメージや単語が思い浮かんだら、それを広げて詞にするというスタイルです。
<b>-「“コグマ(さつまいも)ケーキ”(日本語詞ではスイートポテト)は好きじゃないの、不機嫌そうなわたしに気づいたときはティラミスだけ」という歌詞が印象的だったのですが、これは、どのような例えなのでしょうか。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:特別な意味はなく、わたしの気持ちをそのまま表したものです。素直な表現が面白いのではないかと思って作った楽曲です。実際に“コグマケーキ”はあまり好きではなく、不機嫌なときはティラミスを食べます(笑)。
<b>ファン・イェジュン</b>:「素直な気持ちで歌詞を書きました」と聞いて、実際にチェックしてみたら、「コグマケーキが嫌いでティラミスが好き」とありました。コグマケーキを作る方がどう思うか心配もしましたが、ジフさんの気持ちを優先しました(笑)。
<b>-日本の印象を教えてください。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:音楽的に言うと、各ジャンルの音楽を愛する方々の姿勢がさまざまであること、音楽に対する受け入れ方がさまざまであるというイメージを受けました。一般的に言うと、ドラマなどを見ると、伝統や価値などを大きく考える、重要なことだと考える意識が高いように思います。
<b>ファン・イェジュン</b>:僕も伝統的な部分を守りながら進むスタイルが印象的です。
<b>-日本の文化にも興味があるようですね。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:日本のドラマもたくさん見ました。『ハケンの品格』や『ごくせん』、『きみはペット』、『イケメンパラダイス』、『メイちゃんの執事』など、友だちと集まってよく鑑賞会をしています。その中でもおもしろかったのは『バンビーノ』です。<嵐>のマツジュン(松本潤)さんの大ファンで、『夏の恋は虹色に輝く』もとても面白かったです。
<b>-日本の音楽は聴きますか。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:宇多田ヒカルさんやMISIAさんの曲をよく聴いています。それから、辛いときや公演前に悩んだときには、宇多田ヒカルさんのライブ映像を見て、学ぶこともあります。
<b>ファン・イェジュン</b>:僕は幼い頃から、日本の音楽を聴いて育ちました。小室哲哉さんの曲が好きで、<TM NETWORK>として活動している頃からよく聴いていました。それから、冨田恵一さんがセルフプロジェクトとして活動している<冨田ラボ(Tomita Lab)>の音楽や<Perfume>の曲も好きです。エレクトロニック音楽のグループということで、そういった意味でも<Perfume>とコラボしてみたいですね。
<b>-(ゴ・ジフさんへ)スタイル維持の秘訣を教えてください。</b>
寝る前に簡単なヨガをすると脚のむくみを抑えることができます。それから、好き嫌いをせずに何でも食べます。敏感肌なのでスキンケアにも気を使っていますが、特別なことはせずに、メイクをしっかりと落とすことを重要視しています。十分に洗顔して、マッサージをしたり…。
<b>-<Tensi Love>だけのアピールポイントを教えてください。</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:韓国には僕たちのようなバンドが少ないのが現状です。韓国にもこういったスタイルの歌手がいるということを知っていただければ嬉しく思います。
<b>ゴ・ジフ</b>:現在はいわゆるアイドルに人気が集中しているかもしれませんが、日本は音楽市場も広く多様な音楽が存在します。パフォーマンスで魅せる方法もありますが、わたしたちのように音楽を聴かせるスタイルもあるということ。韓流の一部ではなく、<Tensi Love>の音楽で魅せたいと強く思います。魅力は聴いてくださる方が発見することだと思いますし、自分たちもそれに期待しています。
<b>-音楽を通して伝えたいことは何ですか。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:音楽を通して、自分自身を表現する段階にきていると思います。<Tensi Love>の音楽を皆さんが愛してくださることは、アーティストとしてとても幸せなことです。わたしが愛する音楽、楽しんでいる音楽をみなさんも同じように愛してくださり、お互いに“共用”できるものになれば嬉しいです。
<b>-日本ファンへメッセージ</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:韓流が、以前は韓国ドラマブームだったのに対し、今は音楽(K-POP)に変わってきていると聞きました。日本のみなさんがK-POPを愛してくださることを嬉しく思い、音楽プロデューサーとしてではなく、韓国人として感謝の気持ちを伝えたいです。そして、僕も音楽を作る立場として、今後も韓国音楽を楽しみ、愛していただければと思っています。
<b>ゴ・ジフ</b>:もうすぐクリスマスなので“ケーキシーズン”がやってきますよね。ケーキショップで<Tensi Love>の『Cake House』が流れたらいいな、と思います。これからも<Tensi Love>の音楽をたくさんの方々に聴いていただけるように頑張りますので、ぜひ応援してください。ありがとうございました!
来年春頃には、日韓両国で同時にアルバムをリリースする予定の<Tensi Love>。今後彼らが、流行に左右されない、彼らだけの魅力ある音楽をどのように届けてくれるのか、<Tensi Love>の2人から目が離せない。
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