Rain(韓国文化産業交流財団提供)=11日、札幌(聯合ニュース)
Rain(韓国文化産業交流財団提供)=11日、札幌(聯合ニュース)
日本の北海道・札幌で開催された第62回さっぽろ雪まつりで、最終日の13日、アジア貧困地域子供教育支援チャリティー公演「K-POP FESTIVAL 2011」が行われた。

Rain(ピ) の最新ニュースまとめ

 俳優としても活躍するRain(ピ)、バラードの貴公子ソン・シギョン、ガールズグループ「After School」の3人によるユニットの「ORANGE CARAMEL」、人気グループ「SHINHWA」のアンディーが発掘した男性グループ「TEENTOP」の4組が出演。会場には10代から50代まで幅広い層の日本人ファンが詰めかけ、雪を溶かすほどの熱い声援を送った。

 Rainは6人のダンサーとともに6曲を披露。パワフルなステージで客席を熱狂させた。札幌は3回目の訪問で、映画の撮影に追われるなか、今チャリティー公演の趣旨に共感し出演を決めたとあいさつした。

 ソン・シギョンは一転してしっとりとしたバラードを聞かせた。すでに日本で数回のソロ公演経験があり、余裕がうかがえるステージとなった。「日本に来る度に観客がステージに集中してくれることが感じられ、歌い手として幸せ。小さな公演からスタートしたので、日本のファンに感謝している」と、ファンへの思いを伝えた。今は日本のファンが韓国を、自分が日本を、互いに好きになっていく過程だと思うと語った。

 紅一点の「ORANGE CARAMEL」は、キュートな魅力を発揮。メンバーのリジーは「ここの温泉がとても良かった。お金を貯めて両親を連れてまた温泉に来たい」と話し、場内の笑いを誘った。

 公演終了後、観客は口々に満足感を示した。Rainのファンだという31歳の主婦は「Rainのダンスと音楽は人を興奮させる中毒性がある。K-POPはJ-POPより躍動的。きょう初めて見た新人たちのステージも迫力があって良かった。韓国の新人を紹介するステージがもっとあるといい」と話した。ソン・シギョンのファンの26歳の女性は「最近はテレビ番組に韓流歌手がよく出ていて、目にすることが多い。韓国の歌手はダンス、歌、ルックスの三拍子がそろっている」と評した。

 この日の公演は、NPO法人日韓文化交流会、韓国文化産業交流財団、札幌観光協会が主催、文化体育観光部、韓国観光公社などが後援した。収益金は国連ミレニアム開発目標(MDGs)に寄付され、アジアの貧困地域の子どもたちの教育支援に使われる。

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