Rain(ピ) の最新ニュースまとめ
――5年ぶりにタイム誌の「100人」に選ばれた。要因は。
「今回選ばれたのは2009年のハリウッド主演作『ニンジャ・アサシン』が昨年の『MTVムービー・アワード』を受賞したことが大きかったと思う。本当に光栄なことで、アジア出身者がプライドを持って活動する力をもらった」
――今回選ばれたことの意義は。
「ITの発達で情報の交流が活発になった。かつて文化の中心は欧米だったが、今はアジアのコンテンツがインターネットを通じ欧州や南米まで広がり、人気を得ている。アジアの中でも韓国のコンテンツは特に人気が高い。アジア文化を支持するファンが西洋でも多くなり、アジアのトップが世界のトップになる可能性も見えてきた。新しいトレンドができつつあると思う。『米国で頂点を極めることだけがすべて』という人々の先入観も変わってくれればいいのだが」
――2006年の「タイム100パーティー」では著名映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと同じテーブルに座ったことが話題になった。米ニューヨークで26日(現地時間)に開かれる「タイム100パーティー」に出席する予定だが、今回はどんな著名人に会いたいか。
「(同じく100人に選ばれた)オバマ米大統領に会ってみたい。(カナダの10代歌手)ジャスティン・ビーバーが近くに来たら楽しく音楽の話をしたい。2006年は多少緊張していたが、今回は積極的に話をしたい。前回は同じテーブルに座ったジェリー・ブラッカイマーの顔も認識できなかった。もちろん自分に対し関心がることも知らなかったし、彼も僕が米国に進出する意向を持っていることが分からなかった。(今回も)どんな出会いがあるか楽しみだ」
――現在、映画「レッドマフラー(仮題)」を撮影中だ。
「撮影は40%程度進んでいる。撮影は8月上旬ぐらいまでかかる。爆破シーンなど重要なコンピューター・グラフィックス(CG)の制作も残っている。僕はパイロット役で主役を演じる。北朝鮮が核を使用しようとして、戦争勃発直前に空軍が阻止するという内容だ。戦争映画のように見えるが、映画のメッセージはヒューマニズムだ。(北朝鮮の)延坪島砲撃事件など辛い出来事があったが、悲しみを癒し、空軍とはこういうものだということを分かってもらえる作品だと思っている。公開は来年の旧正月ごろ。幅広い世代に楽しんでもらえる映画だと思う」
――映画のキャラクターと同じように兵役にいくことになっている。
「年末に入隊する。空軍は年齢制限でいけないけど(笑)。ハリウッドからいい作品のオファーが来ていることもあり、少し残念。ただ国防の義務の大切さを海外の映画制作社に理解してくれるよう求めた。除隊後に新たな気持ちで再スタートする。米国で俳優業で勝負をかける」
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