MBC「私は歌手だ」
MBC「私は歌手だ」
日曜日のバラエティーの新たな強者に浮上した韓国MBC「私たちの日晩」のコーナー「私は歌手だ」だが、最近視聴率が急落していることがわかった。

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 6日、AGBニールセンメディアリサーチによると「私は歌手だ」は、前日12.6%の視聴率を記録。これは先週の17.3%から4.7%落ちた数値になる。

 この「私たちの日晩」視聴率下落は、「私は歌手だ」の出演者の入れ替えとタイミングがあっている。「私たちの日晩」視聴率は、先月22日に全国基準13.7%で最高値を取った後、「私は歌手だ」の出演者が入れ替えをした29日、12.7%に落ちた。

 5日の「私は歌手だ」の視聴率下落が大きかったのは、コンテストがなかったという理由も考えられるが、最も大きな理由は、新しい出演者に対する視聴者の期待がくじかれたためとみられる。出演者入れ替え前、先月15日にもコンテストなしで、中間評価が放送されたが、視聴率は前週より上昇していたからだ。

 5日の放送で出演歌手らは、2回目のコンテストのために、中間評価に参加し、新たなコンテスト曲を披露した。放送後、番組掲示板には中間評価の必要性に対する問題提起とともに「出演者が入れ替わって、緊張感が落ちる」、「1回目のコンテスト後に抱いた期待が減った」などという意見が寄せられた。

 これに対し、製作陣も出演者の入れ替えによる影響を認めている。シン・ジョンスプロデューサーは去る3日、プロデューサー連合会が主催したトークコンサートで「緊張感が落ちた」という指摘に対して、「番組のトレンドになったイム・ジェボムの不在が、視聴率低下の理由だろう」と述べ、「イム・ジェボムが番組の中心であり、話題の中心だったが、大きい山が消えてしまった時、その存在の大きさを感じる」と語った。

 何より、これまで2週間インターネットを熱くした各種の非難が、視聴者たちの疲れを刺激したかのように見える。先月23日からインターネット上に「出演歌手の間で言い争いがあった」という噂が流れ、突然その火付け役として注目されたオク・ジュヒョンに、悪質な書き込みが相次いだ。また29日放送後には、製作陣の編集ミスとコンテスト順序での割当などを根拠に、オク・ジュヒョンに対する「特別扱い疑惑」も出ていた。

 オク・ジュヒョンが加わる前から、クオリティー面で論争を呼んできた点まに加え、ネットユーザーの非難が激しくなると製作陣が2度、解明資料を出し事態収拾に乗り出したが、論争は絶えなかった。

 最近、各種インターネット掲示板には「私は歌手だ」と関わり相次ぐ疑惑申し立てと過熱した報道に対する不満を吐露する文章などが続き、とうとうシン・ジョンスプロデューサーの降板を要求するサイトまで登場した。

 大邱サイバー大学のシム・ヨンソプ心理学科教授は「本末転倒だ」とし、「音楽が中心でなければならないはずだが、番組のハイクオリティーに対する欲望が相次いだ。これと関連したインターネットと言論が強まり、栄光が色あせてしまったようだ」と分析した。

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