KBSドラマ「姫の男」
KBSドラマ「姫の男」
韓国KBS2TV水木ドラマ「姫の男」が1日、視聴率20%の壁を超えた。

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 2日、AGBニールセンメディアリサーチによると「姫の男」は前日放送された14話で全国21.8%、首都圏23.0%の視聴率を記録し20%を突破したという。

 また、同時間帯に放送されたSBS「ボスを守れ」は15.4%、MBC「負けてたまるか」は6.6%の視聴率をそれぞれ記録した。

 朝鮮スヤン王子が、甥である端宗の王位を奪うために、左議政キム・チョンソなどを殺害した事件「癸酉靖難」を背景とした「姫の男」。殺伐とした政治の戦いの中で「ロミオとジュリエット」のラブストーリーを思い起こさせるフィクション時代劇だ。

 同じ空のもとで生きることはできないキム・チョンソの末っ子の息子キム・スンユ(パク・シフ)とスヤン王子の長女イ・セリョン(ムン・チェウォン)の愛は、緊迫していく権力争いの中で、悲しく切なく咲き始めている。

 全24部作である同ドラマは、序盤でキム・チョンソ役のイ・スンジェとスヤン王子役のキム・ヨンチョルの間で火花を散らすカリスマ対決で関心を集め、癸酉靖難以降には、風流を楽しんだキム・スンスが復讐の化身に変わる過程を通して、ドラマの緊張感を維持している。

 「姫の男」の視聴率20%という結果は、若者の間で話題を集めている「ボスを守れ」と韓流スターチェ・ジウとユン・サンヒョン主演の「負けてたまるか」との競争で勝ち得たものとして、さらに注目を集めている。

 放送界では、「姫の男」のしっかりとしたストーリーと速い展開、主人公パク・シフが期待以上の演技力をみせていること、などに支えられて、今後弾みがつくものと予想している。

 制作陣は「今後もストーリーに見所が多い」と紹介し、「最後まで緊張を緩められないだろう」と自信を見せた。

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