同紙は5日付紙面で「サムスン、現代、LGのような大企業ブランドが成功した背後には文化があった」と解説。現代建設出身の李明博(イ・ミョンバク)大統領が韓国文化を世界的ブランドにすることを公約に掲げるなど、政策的な支援の役割に注目した。
また、人気グループ「少女時代」に熱狂する中国人や、ドラマ「冬のソナタ」に魅了された日本の主婦らを取り上げ、韓国が文化を通じて過去の歴史問題を飛び越える新しい流れを生み出したと評価。ペルーではK-POPクラブが40を超え、ルーマニアでは韓国ドラマが最も高い人気を獲得し、フランス・パリではK-POP集会が起こるなど世界での人気を紹介した。
さらに、韓流が一時的な現象として消えることはないとして、体系的な制作システムに注目した。「韓流が香港映画や日本の漫画のように衰退することは許されない」という韓国文化体育観光部の大衆文化産業担当者の言葉を引用し、KBS第2の音楽番組「ミュージックバンク」が毎週72カ国・地域に衛星生放送されていることを紹介した。
韓流にある「情」と、文化商品を創りだすSMエンタテインメントのような大企業の「文化的技術」が組み合わさって「普遍的な韓流」が生まれたと分析した。
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