「第63回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL 2012」出演者
「第63回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL 2012」出演者
ことしも雪と氷の大祭典「さっぽろ雪まつり」の協賛行事として、2月11日(土)ニトリ文化ホール(北海道)にて、「第63回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL 2012」が開催された。

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 この公演は、「さっぽろ雪まつり」を日韓交流の場として盛り上げ、また、日韓両国が力を合わせて国連のミレニアム目標である「貧困救済」と「普遍的基礎教育実施」へ貢献するべく、毎年、NPO法人日韓文化交流会と(社)札幌観光協会が共同開催(後援:駐札幌大韓民国総領事館)しているチャリティーコンサートだ。ことしは、ネパールの山岳地域に図書館建設と図書贈呈に貢献する「ネパール図書プロジェクト」に賛同した人気急上昇中のK-POPアーティスト3組が出演した。

 オープニングでは、ネパール図書館プロジェクトの奉仕活動を含めたGFSC(Good Friends Save the Children)のさまざまな活動の様子やメッセージが上映され、涙ぐむ観客の姿もあった。

 トップバッターは、歌唱力抜群の新人グループ「CODE-V」。「正直に言うよ」、日本でも人気ドラマ「製パン王キム・タック」より「今、会いにいきます」や日本プレデビュー曲「addiction」などを披露した。日本語も勉強中という「CODE-V」は、質問にも日本語で答えるほどの実力。最近覚えた日本語は、と聞かれると、「皆さん、なまら寒いですね」と北海道弁をあげ、会場のファンを喜ばせた。自分たちの魅力を聞かれると、「僕たちは、ひとりひとりがボーカルなのが魅力です」と話し、また、チャリティーへの思いを「僕たちが歌って、少しでも役にたてればうれしい。ネパール図書館プロジェクト、ファイト!」と伝えた。途中、ハーモニーグループらしくアカペラで「夜空ノムコウ」、「Thank you」を披露すると、会場中から大きな拍手が巻き起こった。

 続いて、セクシーアイコンG.NAが、ステージ中央からライトに照らされ「札幌~~!」とダンサーとともに登場。人気曲「TOP GIRL」の途中では、「札幌 Love you~~~!」でファンの心を掴む。立て続けに「BANANA」とテンポの良い曲で会場もヒートアップし、G.NAの公演を待ちわびていた男性ファンの熱い声援も飛び交った。G.NAは、「このような意味深い公演に出演できて光栄です」「わたしの出身地であるカナダでも雪が沢山降ります。札幌の雰囲気ととてもよく似ていてびっくりしました」と述べた。スタイルの秘訣を聞かれると「水を沢山飲む事です。そしてストレッチを心がけています」と美しさの秘訣を伝授。また、「日本語なので、すごく緊張した」という「First love」を披露。G.NAの美しく響く声がこの曲によく似合っていた。チャリティーに関しては、「ネパールのチャリティー公演に、ファンの皆さんと一緒に参加できたので、とてもうれしいです。とても素晴しいことだと思います」と話した。「日本でも活動したいので、皆さん呼んで下さいね。応援宜しくお願いします。愛してる~」とファンに向けメッセージを残し、最後に大ヒット曲「BLACK&WHITE」を熱唱し、華やかに舞台を飾った。

 この日トリを飾ったのは「ZE:A」だ。実は、10日に札幌入りした「ZE:A」は、NPO法人日韓文化交流会のセンターにて行われた「ネパール図書プロジェクト」セレモニーに参加。出演者を代表し、本公演のチャリティー贈呈が行われた。そして、「子供が大好き」というメンバーは児童福祉施設を訪れ、子供たちとゲームをするなど心温まる楽しい時間を過ごした。この様子がオープニング映像として紹介され、会場のボルテージはどんどん上がっていく。階段を下りてくる9人の姿に、会場からは黄色い大声援が飛び交った。

 ステージせまし9人のダンスパフォーマンスが炸裂する。「Heart For 2」「一日中」「Daily Daily」と立て続けに3曲を。日本語も勉強しているというメンバーは、日本語で会場に話しかけた。9人の甘い歌声が響く「Love Letter」で、会場はロマンチックな雰囲気に。可愛いダンス曲ナンバー「Here I am」、日本語曲「love Coach」と続き、ファンを魅了した。途中、バースデーソングが会場に響き、ケーキが運び込まれた。この日は、末っ子「ドンジュン」の誕生日。そして、2月誕生日が3人もいる「ZE:A」。9日誕生日の「ジュニョン」、23日誕生日の「ケビン」を、会場に集まったファンとともにバースデーソングを歌い、喜びを分かち合った。

 この公演には、前日に訪問した児童福祉施設の子供たちも会場に駆けつけていた。「昨日は、児童福祉施設に行って、子供たちと遊びました。どこに来ているの?」とケビンが声をかえると、手を振る子供たちの姿を見つけ、メンバー全員がうれしそうに手をふり返した。

 この公演では、児童福祉施設の子供も含めて、札幌市内から100名ほどの子供たちを招待。チャリティーに関して聞かれると、ヒチョルが、「皆さんと一緒にこのような公演に参加できてうれしい。そして、皆さん、沢山の後援をしてくださり、感謝しています。これからも応援よろしくお願いします」と述べた。最後に「Mazeltov」で会場が一体となり、熱狂の中「ZE:A」のステージは終了した。

 エンディングには出演者3組がステージに集結し、観客と記念撮影。甘い余韻を残し華やかな舞台は終了した。

 公演後は、ネパールに「500円で1冊。600円で1ブロックを送ろう」と行われたチャリティー後援者と、全出演者とのスペシャルチャリティーハイタッチ会が行われ、道内外から集まったK-POPファンと共に音楽の楽しさと温かいチャリティーで愛を分かち合った。(提供:NPO法人日韓文化交流会)




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