「U-KISS」
「U-KISS」
大阪から船で韓国・仁川(インチョン)に行く「韓流スターと一緒に旅するハーモニークールズの旅」が3月29日から4月1日まで3泊4日で実施され、「U-KISS」が船上イベント「U-KISS Fan meeting on Club Harmony」を行った。「U-KISS」は31日に済州島から乗船し、ファンとの交流を深めた。

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 31日の夜8時過ぎ、旅船クラブハーモニー内のレストランで乗客が食事をとる中、突如「U-KISS」があらわれ、「こんばんは、U-KISSです」と声をそろえてあいさつ。騒然とした雰囲気のなか、カメラのシャッターを押し続けるファンたちの姿が見られた。その後、9時からは、船内にあるトロピカーナ劇場にて、「U-KISS」のイベントが行われた。黒にゴールドのアクセントが入った衣装で登場した彼らは、ダンスナンバー「NEVERLAND」を披露。続いて「0330」のせつないメロディに乗せて優れたハーモニーを聴かせた。

 自己紹介の後、スヒョンが女性ファンをひとり壇上にあげた。一番好きなメンバーを聞かれたファンが「全員」とこたえると 、「メンバーの名前は知っていますよね?」とドンホが突っ込みを入れた。キソプの名前をあげたファンは、ふたりで紙コップに注いだ水が消える手品に挑戦し、見事成功した。

 ほかのアイドルと比べて、いちばん優れているものは何かという質問に、ドンホが「僕たちは敬語が上手です。韓国語のほかに日本語、英語、中国語ができます」と答え、キソプが中国語を披露して拍手が送られた。また、スヒョンは「どんなジャンルでも歌える」と話して、トロット(演歌)「無条件」を歌った。ほかにも7人の声の色が違うので、音楽的に色がたくさんあります」(フン)、「体が一番強い」(イライ)、「ファンと友だちみたい」(AJ)などと自分たちの魅力を語った。

 前半の最後に「Bingeul Bingeul」を披露。7人で踊るにはステージが小さいため少し窮屈で、船の中の不安定さから躍りにくそうではあったが、パワフルなパフォーマンスでファンだけでなく、一般の乗客たちをも魅了した。

 ファンからの質問コーナでは、11歳の少年から 「誕生日はいつですか」とかわいい質問が飛び出し、ドンホが少年の頭をなでながら「プレゼントくれるの?」と返す微笑ましい光景もみられた。「どうしてそんなにきれいな顔なの?」と聞かれたキソプは、少し困った様子で「お父さんに似ています」と答えると、驚きと感嘆が入り混じった反応が起きた。

 フンは泣きながら告白する熱烈なファンに「僕はスケジュールがたくさんあるので、夢で付き合ってください」とユーモアで返し、「どうやって筋トレしていますか?」と聞かれると、「腕立て伏せにランニング」としながら、横にいたケビンを抱きあげて屈伸運動を行い、「そしてこうなりました」と筋肉が盛り上った腕を見せ驚ろかせた。ステージと客席がとても近いため、直接メンバーがファンに話しかけるなどし、本人たちも楽しんでいた。

 イベントも終盤にさしかかり、再びライブに。歌唱力とハーモニーが際立つ 「SOMEDAY」を歌いはじめると、ファンたちは彼らの歌声に聴き入っていた。「Man Man Ha Ni」ではメンバー全員がステージを降り、客席でハイタッチ。メンバーの名前を叫ぶ熱い歓声が飛び、大いに盛り上がった。アンコールでも「Every Day」を歌いながら、客席に降りてファンと一つになった。

 最後に、参加者全員との握手とサイン会が行われ、「U-KISS」の船上イベントは終了した。



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