シン・ギョンニム×谷川俊太郎が初対談
シン・ギョンニム×谷川俊太郎が初対談
日本に韓流文化が一般的になり久しいが、同時に韓流文学も今大きな話題の波を作っている。2000年以降に韓国で刊行された作品を日本で紹介していくクオン社「新しい韓国の文学」シリーズの第四弾刊行記念イベントが東京で開催される。

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 「新しい韓国の文学」シリーズ第四弾は、韓国において国民的詩人として著名なシン・ギョンニム氏の詩選集「ラクダに乗って」。シン氏の全詩業から厳選した、69篇が採録されている。6月末の来日を記念し、日本の代表的な詩人として今もなお精力的な創作活動を続けている作家・谷川俊太郎氏を招いて、日韓の国民的詩人といわれている両者の初対談が実現する。

 来日にあたり谷川氏は「隣国の詩人はまるで、隣家の主人のように語りかけてくるようだ」といったコメントを寄せ、今までになかった親交が深められそうだと来日前から期待を寄せている。またシン氏も同世代を生きた詩人同士の新しい出会いに胸を膨らましている。

 対談の主なテーマは、昨年の東日本大震災の困難を乗り越えた人々に、詩を通してもたらす癒しの力や役割がどのように伝わったか、また自身はなぜ詩を書くのか、若者に伝えたい詩など、詩のマエストロとして活動してきた両者ならではの、創作の裏話や面白い話が聞けそうだ。

 当日は二人のトークショーのほか、お互いの作品を日本語訳・韓国語訳したものを朗読し作品の解説なども行う。またトークショー後はサイン会などを行い、著者とファンとのふれあいも楽しみの一つ。刊行記念トークイベントは、6月30日土曜日午後3時より、東京都千代田区の在日本韓国YMCAスペースYホールで開催予定。入場料1000円。

 イベントを主催する株式会社クオンでは、「新しい韓国の文学」シリーズの他、イ・ジュンギの主演作「犬とオオカミの時間」メイキングブックや、現在NHKプレミアムで放送中「シークレット・ガーデン」フィルムコミック等、韓流関連書籍を多数展開している。

 イベントへの参加事前申込み、その他の問い合わせはすべて株式会社クオンHP(http://www.cuon.jp/)まで。

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