韓流時代劇にハマッた漫画家のコミックエッセイ登場

漫画家、西家ヒバリ（さいけ・ひばり）が6月27日にコミックエッセイ「韓流時代劇にハマりまして」（小学館・1260円）を発売する。

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　著者の夫は漫画家のしりあがり寿で、子どもは2人。夫が最初、ブチブチ文句を言いながら韓流時代劇を見ていたのに、ついに「イ・サン」で陥落する様子や、「宮廷女官チャングムの誓い」で子ども共々お腹がすきまくる様子、1話見始めたら止まらない心情などをギャグ満載で描いている。

　親子ほのぼのテレビライフといったところだが、なかなかためになる内容でもある。王様の食事は1日5回もあるだとか、なぜ禁酒令が度々出されたのか、女性はみんなかつら（カチェ）をかぶっていたがそれがなぜ禁止されたか、内侍（宦官）はどこまで切除するのかなど、思わず「へぇ～」となる情報がしっかり詰まっている。韓流時代劇ファンなら誰もがうなずく画期的コミックエッセイといえそうだ。