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歌手やMCなどマルチエンターテイナーとして活動してきたソルビは、絵を通じてこれまで表現できなかった自身の自由な世界観を表現する計画だ。
今回の展示会で「世界を見る個人の方法」というテーマで計12点を公開するソルビ 専門的な画家ではないが、作品1つ1つに最大限、正直で率直な考えを盛り込もうと努力した、と企画会社側は伝えた。
展示作は、これまで芸能人として表現できなかった個人的な感情や、経験、心理状態を鏡に映すように率直に表現したという評価を受けている。
ソルビは代表作のうちの1つである「現住所もしくはピッタクソン」について「現代を生きていく私たちの人生は、快適さを追求することの連続なので、多くの品物を作り、その品物で社会を作ってきた」とし、「しかし今、私たちの社会は私たちの手で作った品物であふれ、結局は私たちさえも1つの品物になってしまう現実に置かれている」と制作の背景を説明した。
彼女は「この現実は、わたしという存在について省察する以前に、わたしを取り巻く商品に対する欲が先であり、人生を生きるもの」とし、「同作品を描いた当時のわたしも、さまよっていた。わたしの中の”わたし”を慰めなければならないのに、物への欲や名誉、人気に対する欲が邪魔していた」と語った。
ソルビは「見られる華麗さだけを追うことで、結局人間がもつ内面の華麗さを逃してしまうならば、何の意味があるのか。そんな気持ちを作品で表現した」と明かした。
展示作のうち「わたしの子ども」は、大人の無関心の中で孤独に育った子どもたちの寂しい姿を盛り込んでおり、「彷徨」は、ひたすら高い建物の上の成功だけを眺めながら生きていく自分自身を探すことができず、さまよう都会の生活を描写した。
「人生というドラマで、いつもジャンプして挑戦する主人公として華麗に暮らしたい」とし、歌手ではないアーティストとして変身した気持ちを述べたソルビは「初めて挑戦する展示会なので至らない点も多いが、新たな挑戦と情熱を美しく見てもらえたらうれしい」とし、「わたしの心と考えの表現が絵を見る大衆の心にも届いて、新たなコミュニケーションの始まりになることを願う」と伝えた。
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