キム・ムヨル
キム・ムヨル
先月、監査院の兵務庁の監査結果、兵役免除を受けた過程に対して問題が指摘され韓国俳優キム・ムヨルが、出演予定だった映画から降板することが決まった。

キム・ムヨル の最新ニュースまとめ

 映画「AM 11:00」(原題)の配給会社CJエンターテインメント(以下、CJ)の関係者は9日「キム・ムヨルに対する兵務庁の監査結果と関連し、今月中旬より撮影が始まる予定だった映画から降板することになった」とし、「制作会社と長い協議の末、リスクを抱えながら撮影するのは難しいと判断し、俳優の交代を最終決定することにした」と明らかにした。

 映画の撮影途中にキム・ムヨルが再び兵役服務の命令を受け、軍隊に行くことになる可能性を排除することができなかった、というのがCJ側の説明だ。

 キム・ムヨル側も映画制作会社と配給会社のこの決定を受諾した。所属事務所関係者は「契約上では降板理由はないが、本人が『迷惑をかけたくない』という意志を明かしたため、降板の決定を受け入れることにした」と述べた。

 先月までミュージカル「光化門恋歌」(原題)の地方公演に出演していたキム・ムヨルは今月下旬、ミュージカル「Thrill me(スリル・ミー)」の日本公演に参加。しばらく韓国国内での活動日程は、ないことを伝えた。

 キム・ムヨルは先月21日、監査院の兵務庁監査結果、生計維持困難を理由に兵役が免除されたことが発覚し、兵役免除理由が適切なのかを問う論争が起きた。

 兵務庁は翌日(22日)のインターネットホームページで「生計維持困難の理由で兵役免除処分が不当だと通報された演技者『キム・○○』については、処分当時の収入などを迅速かつ細かく再調査後、兵役免除処分の適正かどうかを再審査する予定だ」と明らかにした。

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