同映画は1950年代に始まった帰国事業で北朝鮮に渡った在日男性が治療のため3か月限定で四半世紀ぶりに日本に戻り、妹ら家族と再会するというストーリー。
試写会後の記者会見で梁監督は、自らの体験を題材にし、ベルリン国際映画祭でC.I.C.A.E.賞(国際アートシアター連盟賞)を受賞した同作について、「家族と会いたいと考えれば考えるほど、遠ざかってしまう。いろいろな問題を抱えながら耐えてきた両親を見て育ったので、これを題材に作品化した。家族に会いたいという自然な思いを普通に伝えたかった」と述べた。
会見には、主演の井浦新、安藤サクラ、日本映画に初めて出演した韓国の俳優兼映画監督、ヤン・イクチュンらも出席した。映画は8月4日から全国で順次公開される。
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