キム・ヒョジン出演、日韓合作映画「無名人」クランクイン

日本と韓国の合作映画「無名人」（原題）が去る6日、神戸で本格的に撮影に入ったと韓国側の投資・配給会社ロッテエンターテインメントが17日、明らかにした。

キム・ヒョジン の最新ニュースまとめ

　同映画は日本の小説「ゲノムハザード」を原作とするミステリーアクション。主人公が他人の記憶を持って覚えのない人生を生きながら自身のアイデンティティーを探していくうちに、巨大な陰謀に巻き込まれる物語を描く。

　日本映画「サヨナライツカ」やドラマ「僕とスターの99日」に出演し、韓国でも認知度が高い俳優の西島秀俊が主人公を演じる。主人公に起こる事件の唯一の証人であり、この事件を暴く熱血放送局女性記者には韓国女優キム・ヒョジンがキャスティングされた。

　映画は日本と韓国のシンプルな共同資本投資や両国の俳優の組み合わせだけでなく、共同で企画・制作・配給を図る新たな次元の日韓合作映画だと、ロッテ側は説明した。

　撮影分量の90%以上を日本ロケで進行し、日本と韓国のスタッフが一緒に参加する。

　韓国のキム・ソンス監督がメガホンをとって、日本の佐谷秀美プロデューサーが日本撮影を総指揮する。映画は来年の上半期に公開予定だ。