第9回日本映画祭が29日から5日間、韓国・釜山の映画の殿堂で開催される。
 日本の文化庁が主管、映画の殿堂と日本の社団法人ジャパン・イメージ・カウンシル(JAPIC)が共催する。
 韓国で未公開の日本映画47作品を準備した。今年は「映画とアニメーションの万華鏡」をテーマに、アニメ作品を多数そろえた。
 オープニング作品として、今年話題の実写作品「鍵泥棒のメソッド」(内田けんじ監督)が上映される。
 「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)をはじめとする新進監督の新作をはじめ、新藤兼人監督の遺作「一枚のハガキ」や、生誕100年となる木下恵介監督の「カルメン故郷に帰る」なども紹介される。
 映画祭の会期中、日本映画への理解を深め、両国の文化交流拡大を図るシンポジウムなどの催しも予定している。

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