キム・ジェウォン の最新ニュースまとめ
爽やかなスーツ姿でキム・ジェウォンが登場すると、待ちかねたファンから拍手と歓声があがる。「ロマンス」「ワンダフルライフ」「私の心が聞こえる?」などで知られる彼だが、最新主演作「メイクイーン/MAY QUEEN」では、悪人に乗っ取られた祖父の造船会社を取り戻すため、アメリカ留学から帰ってきたエリートを好演。復讐を胸に秘めつつ、ヒロインを一途に愛し、明るく生きる堂々とした演技が絶賛された。
「僕が演じたカン・サンは造船のプロフェッショナル。船舶についての専門用語がセリフにたくさん出てきたのでとても辛かった(笑)。アメリカの難しい大学に留学していたという設定で、英語も流暢に話さないといけなかったので、日本に行っていたという設定に変えてもらえないかと思いました」と冗談を交えながら役づくりの苦労を披露。「ロケ地の蔚山(ウルサン)に部屋を借りて、スタッフや共演者たちも一緒に生活しました。そのうち、僕たちがそこにいるのが町の中学生や高校生たちにバレてしまいましたが(笑)、その子たちにも応援してもらって楽しく撮影できました」と楽しい裏話も語った。
最近はすべてのものに感謝している、と語るキム・ジェウォン。「俳優はたとえどんなに才能があっても、それが発揮できる舞台がなければ才能を広げられない。その場を用意してくれる周りの方々に感謝しつつ一生懸命演じたのがこのドラマ。ドラマも映画もミュージカルも、日常の中で辛いことがあったときの癒やしタイムになることが大切。作品を見ることで楽しい時間を過ごし、エネルギーのチャージをしてもらいたい」と言い、「いまは一日一日をどう大切に生きるか」が自分にとって大きなテーマになっている、と熱く語った。
今後について聞かれると「デビューから10年たち、作品選びがますます難しくなってきた。これからはその作品で何が学べるのかに重点を置いて慎重に仕事をしていきたい。でもファンのみなさんは僕がいつまでもプー太郎でいることをよしとしないので、5月から撮影に入ろうと思います(笑)」と言ってファンの笑いと拍手を浴びた。
その後はプレゼントコーナーがあり、抽選で選ばれた3人のファンにサイン入りポラロイド写真が手渡された。イベント開催記念のケーキ入刀式では、立派なケーキに「これはどう切ればいいの?」と悩みつつ、真上や横からからナイフを入れようとしたり、お茶目な姿をたっぷり見せて爆笑を誘ったキム・ジェウォン。最後は「5月にソウルでファンミーティングをします。また一緒に楽しい時間を過ごしましょう」とニッコリ。「今朝、関西地方で大きな地震があったと聞きました。関西からいらした方はいらっしゃいませんか?」と優しい心遣いを見せ「最近、ニュースを見ても不安になることばかりですが、人生、生きているうちに楽しむことが一番です。みなさんが幸せな時間を過ごせますように!ドラマ『メイクイーン』もたくさん愛してください!」と明るく元気に締めくくった。
今回が初の開催となった東京国際ドラマ祭<韓国ドラマDAY>は、好評のうちに幕を下ろした。また、同ドラマ祭の<海外ドラマDAY>は来る5月26日(日)にユナイテッド・シネマ豊洲にて開催予定となっている。
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