詳細はまだ明かされていないが、空や海を連想させる爽やかな楽曲に仕上がっているようだ。韓国でアイドル歌手としての経歴を持つイ・テガンだが、現在、原点に戻るという意味も含め、練習生たちと共に一年前よりダンスレッスンとボイスレッスンを行ったりと、デビューに向け奮闘中とのこと。いままでのライブではバラード曲が中心だったこともあり、7月6日のライブを皮切りに、良い意味でファンを裏切るパフォーマンスを披露することになりそうだ。
来日まで日本語が話せなかったのが疑わしいほど日本語が堪能なイ・テガンだが、4年間の日本の生活や活動において培った語学力を生かし、日本語作詞にも取り組んでいるという。「歌う上でも、発音やイントネーション、表現は日本語と韓国語でまったく違う」とし、「韓国人らしいところは残しつつ、日本のいいところが出せるように努力している」と熱意を見せる。
K-POPアイドルとの親交も深いイ・テガン。友人たちや後輩たちから若さや勢い、技術など刺激を受ける部分も多いというが、“ライバルというよりは一緒に楽しんでいる存在”と仲間意識が強いようで、「まねするのではなく、個性を出して自分自身の道を進むだけ」と強調する。また、「日本を拠点に活動することはとても大変なこと。言語や環境への適応はもちろん、まだまだ日韓関係に壁が存在するのは事実」とし、「その中で、新しい空間を作り、後輩たちへ道を切り開いていくのも僕の役目」と、日本滞在期間の長い彼だからこその感じ方があるようだ。
自身の音楽性に合わせて芯を持ちながら、いちミュージシャンとして“イ・テガンらしさ”を出していきたいと話す彼の目には、音楽に対する期待感と自信が溢れていた。これまでにいない新たな韓国人アーティストがまもなく誕生しそうだ。
なお、イ・テガンは来る7月6日(土)表参道GROUNDにて、「文化放送「K-POP COUNTDOWN」 Presents テガン Live ~DEBUT~」を開催する予定だ。新曲の披露があるのか、ファンの方には気になるところ。チケットはローソンチケットにて好評発売中。
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