二宮慶多が「アニョハセヨ。二宮慶多イムニダ。今日はありがとうございます。」とあいさつすると会場内からは「かわいい!」の声が。福山雅治も続けて「アニョハセヨ。福山雅治イムニダ。今、出てくる前に慶多と韓国語を練習しました。韓国釜山に来られて、とてもうれしいです。」とあいさつ。また、作品作りのきっかけについて聞かれると「以前から監督の作品のファンで、下心をもって会わせていただいたら、すごく楽しく会話ができ、下心をもってお会いして良かったです。」と答えた。
監督は本作のテーマについて聞かれると「父親と子どもを繋ぐものは何か考えた。」と実体験で父として不安や悩みを抱えていたことを吐露した。韓国でも話題作とあって、チケットはソールドアウト。評判を聞きつけた韓国の名匠、キム・ギドク監督やホ・ジノ監督も鑑賞し、本作を大絶賛!心を射抜かれたようだ。
一方、オープントークの会場となったハウンデビーチの特設会場には、2000人を超す観客がつめかけ大熱狂。小さな子供からお年寄り、また、日本からのファンも見受けられ、幅広い層の観客が熱心に耳を傾けていた。
福山は韓国語であいさつをし会場を沸かせ、「ものすごい歓迎をうけて、こんなに歓迎していただけるんだったら、もっと早く韓国にきたらよかったなと、反省しています。」と、はじめてきた韓国についてコメント。また監督は「『そして父になる』は 韓国では12月から公開されます。日本でも沢山の方が見てくれていて、この輪が韓国にも広がってもらいたいです。」と語った。
トークの最後には、「僕にとって今回が初めての韓国。ここに来られて本当に幸せだし、ラッキーだと思っています。韓国の方がどれくらい僕のことを知っているのかわからなかったけれど、こんなに沢山の方に歓迎してもらえてまたぜひきたいので、監督、またよろしくお願いします!」と、新作にも期待を寄せた。
フォトセッションが始まる前には、福山が客席に向かって、「サランヘヨ」と声をかける場面もあり、会場は多いに沸いた。
上映後、観客からは、「入場するときは綺麗だったんですが、たくさん泣きすぎてメイクが落ちてしまいました。それくらい感動的な映画でした。」(20代女性)、「感情を抑えた演出がとても良かった。まるで、自分が父親の体験をしたような感動がありました。本当に良い映画でした。前作より良かったです。強力に推薦します!」(20代男性)などのコメントが寄せられた。
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