韓国で同性愛カップルとして婚姻届を提出し、法的に夫婦と認められた事例が過去にないため、世論が巻き起こると予想される。
6日、公益人権法財団「共感」などによると2人は来る10日午前10時、西大門(ソデムン)区庁前で記者会見を開き、その後婚姻届を提出する予定だという。
万が一、区庁が婚姻届を受理しない場合、2人と弁護団は裁判所に異議申請を申し立てるなど、訴訟を起こす方針だ。イ・ソクテ弁護士、「希望を作る法」のハン・ガラム弁護士、「共感」のチャン・ソヨン弁護士などが弁護団として2人に付き添う計画だという。
同性愛者人権連帯、韓国ゲイ人権運動団体の「友だちの仲」など少数者人権団体などは、この日婚姻届に合わせて「少数者家族構成権保証のためのネットワーク(仮)」を結成し、活動することも決定している。
キムジョ監督は「公の場で結婚した成人が、適法な手続きで婚姻届を提出するのだから、当然受理されなければならない」とし「すでに15か国で同性結婚が合法化している状況で、前向きな判断を求める」と語った。
また、ハン・ガラム弁護士は「単純に婚姻届ではなく、少数者の家族構成権と関連した問題」とし「訴訟など、様々な方法で少数者が家族構成権から排除されている編実を明らかにし、制度的な改善を要求する計画」とした。
なお、西大門区庁側は、裁判所の判断を求めるという立場を明かしている。区庁関係者は「家族関係の登録は、裁判所の委任を受け手進行する業務であるため、婚姻届を受け取った後、裁判所に有権解釈を任せる」と説明した。
韓国では2004年、ある男性カップルが婚姻届を提出したが、区庁側は「裁判所の有権解釈を受けた結果、韓国で婚姻届が受理されるのは、男女間の結婚を前提とする」として、受理しなかった。
キムジョ・グァンス-キム・スンファン 大衆の前で「当然の結婚式、ある素敵な日」
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