トニー・アン、イ・スグン、タク・ジェフン(左から)
トニー・アン、イ・スグン、タク・ジェフン(左から)
携帯電話を使って海外プロサッカーの優勝チームに金を賭ける不法賭博を行っていた有名芸能人らに対し、検察が執行猶予を求刑した。

トニー・アン(H.O.T.) の最新ニュースまとめ

 6日、ソウル中央裁判所で行われた公判で検察は、歌手トニー・アン(本名:アン・スンホ)に対し懲役10か月に執行猶予2年、お笑い芸人のイ・スグンは懲役8か月に執行猶予2年、歌手タク・ジェフン(本名:ぺ・ソンウ)には懲役6か月に執行猶予2年を求刑した。

 彼らは公訴事実をすべて認め、裁判所の善処を訴えた。

 トニー・アン側の弁護士は「被告人は比較的幼い年齢で芸能界にデビューし、華麗なスポットライトを浴びていたが、ここ数年は低迷期を過ごしていた。つらい精神状況の中で、今回の事件を起こしてしまった」とし「今後、芸能人として良い姿を見せられるようにチャンスを与えてほしい」と語った。

 トニー・アンは「この数か月間、本当に恥ずかしく、ファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。二度とこのような罪は犯さない」と反省の弁を述べた。

 また、イ・スグン側の弁護士は「サッカー同好会で知り合った会員との軽い賭けだと考え、参加してしまった。犯罪だという認識はなかった」とし「その後、自ら賭博からは身を引き、芸能人としては”死亡宣告”と同様の放送活動停止を受けるなど、多くのものを失った」と弁論。

 イ・スグンは「自首をして、あまりにもつらかった」とし、深く反省していることを伝えた。

 タク・ジェフンは「自身が犯した過ちを心から後悔している。これから、良い姿で奉仕しながら生きていきたい」と罰金刑を下してほしいと訴えた。

  彼らが”はまって”いた賭博は、携帯電話のショートメールを利用して海外で行われるプロサッカー競技の勝利チームを予想し金額をバッティングした後、その勝敗によって配当金とバッティング金を決める賭博だ。

 トニー・アンは不法スポーツTOTOや賭博に計4億ウォン、イ・スグンとタク・ジェフンはそれぞれ3億7000万ウォン(約3560万円)と2億9000万ウォン(約2800万円)をバッティングした事実が調査により明らかとなっている。


トニー・アン- 「今日のような日」 MV
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