イム・ヒョンジュ(中央)
イム・ヒョンジュ(中央)
韓国ポッペラ歌手のイム・ヒョンジュがデビュー15年でアルバム累積売上げ100万枚を突破したと所属事務所が16日、明らかにした。

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 イム・ヒョンジュは1998年サムソン映像事業団のレーベルサムソンミュージッククラシックスで発売した韓国デビューアルバム「Whispers Of Hope」をはじめ、先月発売した世界デビュー10周年記念アルバム「All My History」の限定版1000枚を含め、これまで発売した14枚のアルバムで累積売上げ100万枚を超えた。

 国内アルバム市場で非大衆的な音楽として認識されているポッペラ/クロスオーバージャンルでこのような記録を樹立したのはイム・ヒョンジュが初めてだ。

 彼はこれまでサムソン映像事業団、シンナラミュージック、ソニーミュージック、エイベックス、EMI、ワーナーミュージックなど国内外のメジャーレコード会社と順に契約をして、アルバムを発表した。

 2003年の世界デビューアルバムであり初のポッペラアルバムである「Salley Garden」がその年の各クラシックアルバム販売ランキング1位を席巻して、1年で売上げ25万枚を超えた。

 同年に発売した2ndアルバム「Silver Rain」も当時12万枚が販売され、2004年と2005年に相次いで発表した3rdアルバム「Misty Moon」と4thアルバム「The Lotus」もそれぞれ13万枚、10万枚を記録した。

 さらにソロアルバムが日本や台湾、香港、中国、米国、欧州などの地域に輸出されたり、ライセンス販売され、すでに2003~2005年国内外で売られたアルバム累積売上げが73万枚を超え、100万枚突破が見込まれていた。

 所属事務所は「2005年に合法的なオンライン音源市場が登場し、国内アルバム市場の下落と共にイム・ヒョンジュのアルバム販売も下落の曲線を描いたが、長年のファン層に支えられて意味のある金字塔を立てることになった」と説明した。

 イム・ヒョンジュは今月8年ぶりのアルバムである5thアルバム「Finally」を発表し、28日に蔚山(ウルサン)現代芸術館でリサイタルを開催する。


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