イ・ミジャ
イ・ミジャ
“エレジーの女王”イ・ミジャ(73)がデビュー55周年を迎えて「2014イ・ミジャ歌人生55周年記念大公演」というタイトルで全国ツアーを開催することがわかった。

 31日、インターパークによるとイ・ミジャは来月10日、ソウルを皮切りに木浦(モクポ)、慶州(キョンジュ)、全州(チョンジュ)、春川(チュンチョン)、清州(チョンジュ)、仁川(インチョン)など全国を回り公演を行うという。

 イ・ミジャは「55年間、ひたすら見守ってくれたファンに頭を下げて感謝する」とし「歌を歌って55年。最後のステージまで歌と生きて行く決意だ」と伝えた。

 今回のツアーは50年以上にわたり500枚のアルバムに約2100曲を発表した彼女の音楽人生の集大成として作られる。

 彼女は1958年HLKZというテレビのコンクール番組「芸能ロータリー」で歌謡部門1位となって作曲家ナ・ファランの目に留まり、1959年19歳のときに「19の純情」でデビューした。

 その後、1964年「椿お嬢さん」をはじめ、「キロギアッパ」や「島の村先生」など禁止曲となっていたヒット曲や「黒山島のお嬢さん」、「女の一生」など大衆の哀歓を和らげる曲で愛された。

 公演企画会社は「イ・ミジャの歌は、大変だったその時代の大衆の哀歓を共にし、私たちの人生を代弁したりもした」とし「彼女の歌は愛されて消えてしまう流行歌と違い、これまで55年間の私たちの現代史と韓国歌謡史に記録されるだろう」と説明した。

 なお、今回のステージはイ・ミジャの25周年公演から共にしてきたキム・ドンゴン元KBSアナウンサーが進行を務める。

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