桂銀淑(ケイ・ウンスク)
桂銀淑(ケイ・ウンスク)
去る8月3日、ソウル中央地方検察庁は、歌手・桂銀淑(ケイ・ウンスク)を詐欺罪で不拘束のまま立件(在宅起訴)したことを発表した。

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 検察によると桂銀淑はことし4月、時価およそ2億ウォン(約1900万円)相当のポルシェ・パナメーラモデルをリース購入する契約を結んだ後、代金を支払わなかったという。桂銀淑は、公演料として2億ウォンを受け取ることになっているという内容の文書を提出し、毎月数百万ウォンずつリース代金をキャピタル会社に支払うことにし、車両を受け取っていた。しかし、桂銀淑は車両をすぐに消費者金融から金を借りるため担保に。代金は全く返済しなかったため、会社側は今回の告訴に至った。

 桂銀淑は、1961年7月28日生まれの53歳。高校在学中からCMモデルとして活躍。1979年に韓国で歌手デビューし、アイドルスターとして人気者に。その後、日本の作曲家に認められ、1985年に「大阪暮色」で日本デビュー。ダイナミックなヴォーカルとルックスで話題となった。1988年には「夢のおんな」でNHK「紅白歌合戦」に初出場し、日本のトップ歌手の仲間入りを果たしている。「すずめの涙」「夢おんな」「酔いどれて」「真夜中のシャワー」「ベサメムーチョ」などのヒット曲がある。

 しかし、日本で活躍中の2007年11月26日、覚せい剤取締法違反(所持)で関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。当時、桂銀淑は容疑を認め謝罪し、同年12月21日、東京地裁の即決裁判で有罪となり懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)と言い渡された。その後2008年、日本当局がビザの発給を拒否したことで、8月2日に韓国へ帰国した。

 そして、桂銀淑はことし1月19日放送のKBS「開かれた音楽会」に出演し、韓国での音楽活動を再開したばかり。韓国では約30年ぶりとなる新曲「花になった女」を発表し、活発に活動していた最中だった。



桂銀淑 待つ女心
桂銀淑 待つ女心




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