名古屋を皮切りに始まった「BOYFRIEND」初となるライブハウスツアーも本公演をもって東名阪全4公演を無事終了。ライブハウスという、ステージと客席との距離が近い空間で、よりメンバーを身近に感じられる公演となった。
オールスタンディングの会場は、開場まもなくぎゅうぎゅうな状態に。抑えきれない期待を含む熱気に包まれ、スタートを今か今かと待ちわびるファンのざわめきが響く中、暗転するやSEと共にメンバーが一人ずつスポットライトに照らされて登場。メンバーの姿が現れる度に割れんばかりの歓声が会場中に響き渡った。
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ライブのオープニングを飾る1曲目はアルバムの中から初披露となる「Brand New Day」。POPで可愛らしいダンスにあわせてのスタートとなった。続けて、「スタートアップ!」「Be my shine 〜君を離さない〜」と、元気いっぱいのステージが続き、「BOYFRIEND」らしい爽やかモード全開で会場を盛り上げた。
7月31日の大阪公演で19歳(韓国では20歳)の誕生日を迎えたミヌは、MCで成人になったから…と照れながら「みんなあいたかったよ」とささやくと会場に黄色い声が飛び交った。さらに、ヨンミンの「今回は、ちょっと違う雰囲気のライブです」という言葉通り、MC後は「CRAZY FLY」を始め大人の雰囲気漂うナンバーを披露。末っ子ミヌの誕生日によって全員が成人となった、新生「BOYFRIEND」の華麗なダンスと歌唱でファンを魅了した。
とはいえ、まだまだやんちゃさも魅力の彼ら。続く「やめないでSummer」では大人の雰囲気から一転、メンバーを担いだり、抱き合ったりと、おちゃめなダンスでメンバーの仲の良さが垣間みれる、夏にピッタリのサウンドで会場を湧かせた。
MCによるインターバルのあとは、待望のソロコーナー。今回は5月・6月の幕張メッセ公演のソロコーナーとは違い、メンバー全員がオリジナルのソロ曲を披露している。アルバムのコンセプトでもあるメンバー6人の個性が光るファン必見のコーナーだ。トップバッターは自作曲「どうしよう...」を披露したメンバー1アーティスティックなジョンミン。「君の今日はどうだった?1人苦しんでなかったかい?」と最前列のファンの手を取り語りかけるように歌い会場をどよめかせた。2人目のヨンミンは、自身初のオリジナル曲である「Time」を披露。甘く切ないラブソングを、一言一言、丁寧に心を込めて歌い上げ、涙するファンもいた。リーダーのドンヒョンと、クァンミン&ミヌは幕張メッセでも披露したソロ曲を、ライブハウスの醍醐味である至近距離でのパフォーマンスとパワーアップした演出で披露。ファンの声援も一層勢いを増していた。
そして、ラストを飾ったのはグループナンバー1ヴォーカリストのヒョンソン。BREAKERZのギタリストAKIHIDE提供のロックナンバー「My Way」を激しく情熱的に歌い上げ、水をファンにぶちまけるなどロックンロール魂を見せつけると、ロック歌手のライブかのように拳を突き上げるファンと一体となり、歓声は最高潮に盛り上がった。
ライブ後半でも勢いは収まらず、6月に約1年半年ぶりに韓国でCOMEBACKした新曲「OBESSEION」「ALARM」を日本披露して会場を埋め尽くしたファンを熱気と興奮の渦に包み込み、さらに「My Avatar」「DARK CARNIVAL」と激しいダンスナンバーを続けざまに魅せつけ、その圧巻のダンスパフォーマンスに会場中が酔いしれ、ファンの視線を釘付けにした。
ライブのラストは、もちろんこの曲!といえるほど定着した、皆と盛り上がれる定番曲「キミとDance Dance Dance」。さらにファンとの距離が急接近したキラキラ・ドキドキのライブ本編を締めくくった。
そしてアンコールでミヌが「The Same Skyは一番好きな曲です」「一緒に歌ってください」と伝えると、メンバーとファンの歌声が重なり、会場が一体となった。「SEVENTH COLOR」というアルバムのコンセプト通り、メンバー6人とファンの個性が合わさり7つのカラーになった瞬間だった。
BOYFRIEND「キミとDance Dance Dance」
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