BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ
「防弾少年団」はBIGHITエンターテインメント所属だ。作曲家パン・シヒョク氏(44)が代表を務める場所だが、あえて規模を問い詰めようとするなら、大型所属会社とは違いが生じるのが事実だ。それにも関わらず彼は「防弾少年団」を大ヒットに導き、韓国歌謡界をリードする存在となった。
そんなパン・シヒョク氏が韓国メディアの書面インタビューに応じ、「防弾少年団」に対する愛情や秘訣、今後について語った。
-単刀直入に聞く。「防弾少年団」の大成功の秘訣は何か。
正直、よく分からない。ファンや記者、評論家らの話を総合すると、パフォーマンスが良く、音楽を世界のトレンドにいち早く合わせ、本人の話を込めているということだ。ここに、SNSなどさまざまなチャンネルを通してコミュニケーションし、親近感を与えることが秘訣のようだ。
-デビュー序盤と現在を比較すると、カラーが少し違うように感じるが。
どんな視点で見るかによって違う。アイドル市場はコンセプトが重要だが、視覚的で音楽的なコンセプトを見ると、明らかに「防弾少年団」はさまざまなカラーに挑戦した。「防弾少年団が変わった」という言葉も聞こえるが、会社内部では「変化」や「変身」という表現は使っていない。10~20代のストーリーを伝える観点は1度も変わっていないからだ。メンバーの年齢に合う音楽、流行、コンセプトをそのときに表現しているだけ。もともとあったコンセプトを裏切るのだとしたらファンは離れていくだろうが、そうではないのを見ると、一貫性があることを悟ってくださっているように思う。「防弾少年団」は初めから最後まで自身の話、自身の時代を言及し、隠したい事柄も正直に表現している。「今回はどんなコンセプトにしようか」、そんな企画は定めない。
-「防弾少年団」にないもの、それは不仲説だ。
実際に仲が悪くないから当然のことだ。男7人が集まっているから小さなけんかはよくするが、けんかしたらグループ内で解決するようデビュー前から教えている。それをメンバーが100%理解している。こんなにも仲良しなのかと思う程、7人はよく過ごしている。
-4周年を迎えようとしているが、気分は。
胸がいっぱいだ。私は欲望や野心がある人間だ。最初は何の根拠もなく「大賞を受賞する歌手」「韓国最高の歌手」を作りたいという思いを持った。途中、笑われたり、痛ましく見られることもあった。何より、メンバー本人も自身らがここまでなるとは信じていなかっただろう。「会社が最善を尽くしてくれるだろう」という程度しか考えていなかったと思う。だから、メンバーたちは少し経ってから、私の夢に共感した。自身の目でも現実を帯びてきたからだ。最近はさらに信じられないことが起こっている。私が憧れた米国で韓国の音楽をそのまま、「防弾少年団」として愛されているのだ。
-メンバーについて。
みんな、音楽的な情熱があるからこの席までのぼることができた。音楽への情熱がすさまじい。それはまさに歌手の本分ではないか。7人全員がとても賢明だ。グループとしてもそうだ。本人がグループでどのような役割を持つのか、何をすべきなのかをよく理解している。立派で純粋で、また優しい。ばかみたいに優しいのでなく、驚くほど芸能人っぽくない。
-ビジネスではなく個人的にもメンバーの成長を見ていると思うが。
RAP MONSTER(22)は中学3年のときに出会い、7~8年見ている。ファンと似たような気持ちだ。幼い時期に練習を始めてデビューしたが、練習生の頃といまの性格が変化しているのを見ると面白い。JUNG KOOK(19)は練習生の頃、歌を歌わせても絶対にできなかった。15分間、身体を何度もよじって恥ずかしがった。会社からはデビューが可能なのかとの評価も受けた。しかし、いまは立派な“ビーグル(活発でいたずら好きの例え)”メンバーではないか。みんな、性格が変化したが、JIN(24)は変わっていない。とてもとても常識のある子だ。メンバーが基準線の外に出て行かないよう、面倒をみてくれる。
-メンバーと酒を飲むことは。
末っ子のJUNG KOOKが成人を迎え(満年齢で)、その記念で一緒に飲んだことはあるが、頻繁には飲まない。メンバーはみんな、酒に弱い方だ。
-「防弾少年団」のユニットや弟分グループの計画は。
「防弾少年団」内のユニットにあらゆる可能性は開けている。メンバーの意思や決定も重要だから。しかし、私やメンバーはしばらく、グループに集中することを決めている。弟分も会社内で検討中ではあるが、決定しているものはない。練習生も存在するが、まだどうなるのかは分からない。一つ、確実なのは私の会社に女性の練習生はいない。
-目標や夢があれば。
そういうものを描くタイプではない。いただくものを一つずつベストを尽くしていくだけだ。ファンたちに「防弾少年団」が成長し続けているところを見せたい。メンバーもそう思っている。いつかは成長が止まってしまうかもしれないが、そうならないよう努力する。軍隊に入隊するまでは果てしなく成長できればうれしいが、その後は神のみぞ知る。まだ頂上ではない。いまが始まりだ。
BTS ’Spring Day’ MV
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