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「BIAF2017」事務局は、建物が通行規制されるとすぐにフランス大使などを含めた主なゲストはカナベストタウン招待ホールに場所を移し、富川市及び富川警察署から出動した安全点検団員が爆発物の捜査に突入した。開幕式とレセプションが予定通り行われたが、開幕作「The Big Bad Fox and Other Tales」の上映は取り消された。
爆発物設置を通報した人物はまだ把握できていないが、「BIAF2017」が国内の映画祭のうちで初のアカデミー認証映画祭になるなど、国際的地位を高めていることに対して話題性を狙ったものと推測される。
開幕式ではユン・ガプヨン組織委員長が「19回を迎えるBIAFがこのような目に遭うなんて」とコメントした。急な状況だったが予定通りに開幕式のステージに上がったウォルト・ディズニー・カンパニーのバーニー・マッティンソンとエリック・ゴールドバーグ監督も「おかしな人によって大変なことになったこの状況に、開幕を祝うという言葉がてきせつではないような気もするが、それすら一つにするのがアニメーションではないかと思う」と笑みを浮かべた。
続けて広報大使の「Apink」チョロンは「幼い頃からディズニーアニメの映画が好きだったが、この場にディズニーの伝説の方が来ていらっしゃるなんて胸がいっぱいだ」と感想を述べた。チョロンは、歌や作曲など音楽的な実力が優れているだけでなく、急な状況でも落ち着きを失わずにコメントを続け、オ・ジョンヨンアナウンサーを驚かせた。富川市のキム・マンス市長からはマスコット“プム”の人形がチョロンに贈呈された。
開幕作上映と開幕式のYouTube生配信は取り消されたが、変更場所にて開幕式とレセプションが無事に行われた。「BIAF2017」事務局のスタッフは緊急な状況にも落ち着いて賢く対処し、国際イベントを行うのにふさわしい姿を見せた。
アジアNO.1のアニメーション映画祭「BIAF2017」は、今月24日まで富川市庁、CGV富川、韓国マンガ博物館、メガボックスCOEXなどで開催される。
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