出版界も驚愕！「防弾少年団」が新作のモチーフにした書籍が週間総合1位に…出版から2年

韓国アイドルグループ「防弾少年団」が出版市場の流れに変化をもたらしている。

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　4日、韓国出版業界によると、「防弾少年団」がニューアルバムのモチーフとして言及した「ドクタードウティーの人生を変える魔術店」(原題:「INTO THE MAGIC SHOP」)が出版から2年が経っているにも関わらず、オンライン書店Aladdinの週間総合1位を記録した。

　2016年7月に出版された「ドクタードウティーの人生を変える魔術店」は2017年の年末音楽授賞式で本に関するスポイラーティザーが出現し、一週間の売り上げが前週の510倍にも膨れ上がった。

　そして今年5月、韓国歌手として初めてビルボード200チャート1位を記録した3rdアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」が同本をモチーフにしたことが伝えられ、Aladdinだけで一日に300～400部が売れ、週間1位に浮上したのだ。

　神経医学者ジェームス・R・ドウティーが書いた同本は脳と心臓、2つの潜在力を同時に活用したとき、人間はどんな特別なことを成し遂げられるのか、実話をもとに感動的且つ実用的に解きほぐした本だ。

　「防弾少年団」は2016年の2ndアルバム「WINGS」ではヘルマン・ヘッセの小説「デミアン」を、2017年の「YOU NEVER WALK ALONE」に収めた「Spring Day」ミュージックビデオにもSFファンタジー作家アーシュラ・K・ル＝グウィンの短編「オメラスから歩み去る人々」をコンセプトとして話題になった。

　出版界ではこうした現象が単なる映画原作やドラマPPLとして世に出る“メディアセラー”とは違う、ファンの積極的な読書と共有に繋がる“Fandomseller”形態だとして注目している。