Black Nut、“女性ラッパー”KittiBへの性的侮辱容疑で懲役6か月・執行猶予2年＝一審判決

韓国の女性ラッパー、KittiB（28、本名:キム・ボミ）への性的侮辱容疑を受けるBlack Nut（30、本名:キム・デウン）が一審宣告で懲役6か月・執行猶予2年を言い渡された。

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　10日午前、ソウル瑞草洞（ソチョドン）・ソウル中央地方裁判所刑事5単独審理でBlack Nutの性的侮辱容疑宣告公判が開かれた。Black Nutはこの日、弁護人と共に出廷し、裁判部はBlack Nutに対し懲役6か月、執行猶予2年、160時間の社会奉仕を命じた。

　2017年Black Nutは自作曲「too real」「Indigo Child」などでKittiBへの性的発言を盛り込み物議を醸した。彼は「ただ軽く○感、もちろん今回はKittiBじゃない　ネズミも食べない」、「正直、俺はKittiB写真を見て○○してみた　もちろん見る前さUnpretty」といった度が過ぎる性的歌詞を書いた。

　これにKittiBは自身を性的に侮辱したBlack Nutに強硬対応を示唆、告訴状を提出し、Black Nutは性暴力犯罪などに関する特例法違反と侮辱罪で検察に送致された。またKittiBは、2016年2月から9月にかけて4回開かれた公演でBlack Nutが自身の名を言及し、性的侮辱感を与えるパフォーマンスをしたとして追加告訴した。2次告訴も侮辱罪が適用されている。

　なお検察は昨年10月、Black Nutに懲役1年・執行猶予2年を求刑した。